廃家電引き取り4・3%増 薄型テレビへの買い替えで環境、経済産業両省が3日発表した2007年度の家電リサイクル(再商品化)実績によると、法律に基づきメーカーが引き取ったエアコンなど4品目の台数は前年度比4・3%増の1211万台だった。液晶など薄型テレビへの買い替えが進む、ブラウン管テレビの増加が目立った。 内訳はブラウン管テレビが461万台(前年度比11・8%増)と最も多く、次いで洗濯機288万台(同2・0%減)、冷蔵庫273万台(同0・3%増)、エアコン189万台(同3・4%増)。 引き取った家電から金属などの有価物を回収したリサイクル率(重量比)も、エアコンが法定基準の60%に対し87%だったのをはじめ、いずれも基準を大幅に上回った。 生産が減っているブラウン管テレビを除く、他の3品目について両省の審議会は法定基準の引き上げを検討している。 |
【共同通信】 |
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