ニュース
金融・証券・保険、商況
野村HD、米国の日本株投資信託の運用受託
野村ホールディングス(HD)は2日、米国の日本株投資信託「ザ・ジャパン・ファンド」の運用業務を受託すると発表した。野村は米国で組成された日本株投信の運用業務を手掛けるとともに、欧米の証券会社などを通じて米国の個人向けに投信販売に乗り出す。
野村は今回の運用受託を機に、米国での投信事業を本格展開する。ザ・ジャパン・ファンドの投資家の承認を得て、正式に運用受託契約を結ぶ見通し。
ザ・ジャパン・ファンドの運用受託は、野村HD傘下の野村アセットマネジメントが手掛ける。今回、ファンドが運用会社を野村に変更することを決めた。同ファンドは1962年に設定され、40年以上にわたって運用されている。
野村は今回の運用受託をきっかけに、米国の個人向け投信販売に弾みをつけたい考えだ。
(掲載日 2008年06月03日)