お産の受け入れ制限を始めるなど医師・看護師不足が深刻な大田市立病院は7月から、医師の収入を2割増やすなどの待遇改善を図る。市が、関連議案を4日開会した市議会定例会に提案した。診療業務手当などを新設し、宿日直手当を増額する▽産科医師には1回のお産で手当3万円を新たに支給する―内容。常勤医師の平均年収は19%アップの1690万円となる。看護師確保に向け、9月にも院内保育所を開設する。