岡山放送局

2008年6月4日 22時45分更新

いじめについて考える授業

子どもたちを取り巻くいじめについて考えようと、友達とのコミュニケーションの仕方などを学ぶ授業が備前市の小学校で行われました。
これは、県教育委員会が今年度から設けた「いじめについて考える週間」にあわせて備前市の伊部小学校で開かれたもので、門野八洲雄教育長らが見学に訪れました。授業が行われた3年1組では、教室で1人ぼっちでいる友達に、どんな態度で声をかけたらいいのか、みんなで考えました。

はじめに子どもたちは、1人でいる時の心境について意見を求められると「すごくさびしい」とか「泣きたい気持ち」などと答えました。

そして友達からどのように声をかけられたら嬉しいかをみんなで話し合い、2人1組で実演しました。

子どもたちはそれぞれ「いっしょに遊ぼう」と笑顔で声をかけるなど、コミュニケーションの大切さを学んでいる様子でした。

門野教育長は「こうした授業を通していじめをなくすにはどうしたらいいのか子どもたちに考える機会を今後ももうけたい」と話していました。