アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
笑顔
「犬が笑う」と言う言葉に「えぇぇ〜〜〜ほんとに犬が笑うのぉ〜?」と言う人がよくいる。
ワン達も、悲しいときは悲しい顔をし、怒る時にはそれはそれは怖い顔をします。

私達の側に居る子達のほとんどは、全ての感情表現が出来なかった子達です。
レスキュー時の顔を思いだします。
皆、目が死んでいました。
無反応でした。
全ての事に諦めてしまって、いたのでしょうか?
目は開いているけど、瞳に輝きは一点もありません。

時には涙を流す子もいます。

私達はいつも「大丈夫よ。。。もぅ何も心配しなくていい!!」と、しっかりと抱いてやります。
スタッフ・ボランティアさん達も、ケアに入る時には、必ず話しかけながら接しています。
少しでもコミュニケーションが早く取れればと・・・。
ワン達に安心してもらえるようにと・・・。

シェルターで過ごす日を追うごとに、表情がドンドン変わって行きます。
声を掛けると、シッポをユラユラと振る様になって、姿を追うようになってきます。

虐待などで、人間不信に陥っている子達は、時間がかかりますが、少しずつ少しずつ心の扉を開けて行ってくれます。
「あなたが、怖かった人間はもぅ居ないよ!!みんなそうじゃないんだよ!!大丈夫なんだよ!!」
私達もゆっくりゆっくり接して行きます。
全てに焦りは禁物です。

レスキュー時に思う事。
数が多い時は、やはり心配が大きいです。
もし、里親様との縁が無かったら???

神戸疥癬症レスキューの時はしみじみと感じました。
それだけ酷い状態で、犬種さえ判らなかった訳です。
「これは、長丁場になるねぇ・・・」
「簡単には里親様は現れないだろうね・・・」
しかし、目の前の命は、SOSを出していました。
代表・スタッフ・ボランティアさん全ての人が、「助けよう!!治そう!!」と立ち上がりました。
私は心の中で思いました。
「もし、誰からも里親様の手が上がらなかっても、ずっとずっと私達と最後まで暮らそう・・・。」と。

レスキューされる子達は、表現は悪いですが、みんなボロボロの状態です。
身体に傷を負っている子・心に傷を負っている子。

現在、シェルターにはすでに私達と2年以上も一緒に居る子達もいます。
神戸の子達も、来月になれば1年になります。
みんな、待っています。

シェルターで最期を迎えた子達もいます。
シェルターに居る時は、私達が家族です。
ワン達も、自分達は出発するチャンスがある事は判っていないと思います。
シェルターがおうちだと、思っています。

そして、私達が家族であると・・・。

みんな表情が穏やかです。
レスキュー時の無表情な顔からは想像出来ない、笑顔が今日も光っています。

神戸疥癬症レスキュー「ラピス」
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大阪市動物管理センターレスキュー「じぃ」
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神戸疥癬症レスキュー「ラブラ」
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広島DPレスキュー「う〜」
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神戸疥癬症レスキュー「ロード」
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PS:代表、朝から大工仕事に励んでおります。
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新しい仲間が、やって来ます♪
「なかなか良い感じに仕上がりました♪」

動画スタート
今日の天使達

里親募集

《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】


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