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2008年6月4日(水) 19:20 |
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採血に使う器具を使い回し
岡山県内の4つの医療機関などで、感染の恐れがあるため使い回しが禁止されている採血器具が、200人の患者に使い回されていたことが分かりました。
使い回しされていたのは、糖尿病の血糖値の測定の際、微量の採血を行なう医療器具です。 いずれも針の使いまわしの報告はありませんでしたが、患者の肌に触れるため、肝炎など感染の恐れがある先端のカバー部分の使い回しが行われていました。 このうち西粟倉村の国民健康保険診療所など3つの医療施設で80人に、また、吉備中央町では町民を対象にした健康教室で120人と、あわせて4施設およそ200人への使い回しが確認されました。今のところ健康被害の報告はありません。 これを受け岡山県では、県内の病院や介護施設など1909施設に対して、採血器具の使用状況を調査することにしています。
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