2008年06月04日
2008年06月03日
精和産業製の高圧洗浄機入荷
ホースとは付属品も入れると40万円ちょいです。
今まで8年間お世話になった高圧洗浄機と同じモデルです。
今までのはポンプか何かが故障して100kg圧ほどしか上がらなくなりました。
それと8年間も物凄い稼働率で使用したのでいろいろな部品が磨耗してる。
本来の性能を発揮すれば200kg圧以上は上がるんですがね。
今日は引退式と入荷式です。
けど引退した高圧洗浄機だって100kg圧は出せるし部品取りにでも何にでも使える。
社長次第ですが俺はヤフーオークションで売らないで部品取りとして残したいです。
ちなみにエンジンはロビンエンジンです。
ロビンエンジンは富士重工のブランド名です。
富士重工と言えば自動車メーカーのスバルです。
スバルと言えば六連星。
この高圧洗浄機にも六連星が継承されてます。
ちなみに画像の最後の車は俺の愛車のスバルの初代インプレッサです。
2008年06月02日
精密機器家電くずの解体
小型の精密機器家電くずの中にはレアメタルと言う希少金属が結構使われてます。
主に基板や液晶画面などにでしょうか。
とりあえず大型農業用コンテナに2箱分だけ解体しました。
これがまた精密ドライバーでなければ解体出来ない物が多いので大変な作業です。
それに家電くずは多種多様なので同じものは無いですから。
画像1段目の中央の画像のように大型コンテナ1箱分解体したら分別場にばら撒きます。
ここで非鉄や大きめの鉄やプラや家電基板や雑品などに分別します。
もちろん廃プラも後ほど材質事に分別してマテリアルリサイクルの再生に回します。
まあ精密家電機器に使用されてるプラはPS樹脂やABS樹脂がほとんどですが。
画像3段目の左側の画像の基板と右側の画像の基板を見比べてください。
左側は家電基板ですが右側は制御基板やIC基板です。
主に右側の制御基板やIC基板にレアメタルが多用されています。
見た目的にも売値的にも全く違いますよ。
2008年05月31日
特殊機械の解体作業
けど特殊な機械の撤去作業の仕事が入ってた。
9時ごろと社長は言ってたけど出動要請がかからなかったので1人で大丈夫なのかと思ってた。
そしたら10時ごろになったら社長から電話で応援に来てくれってなって。
とりあえず現場に行ったのですがどうにもこうにもです。
画像1段目の2台の機械を解体してるようなしてないようなそんな感じでした。
とりあえずこの2台の機械をどうにかしようとしてるのですがどのようにしたいのか全く分からない状態。
とりあえず解体してるような感じなのですが全てが中途半端で何一つ事が完了していない状況。
要するに工業用雑品くずから鉄くずのギロチンB材にしてるんです。
今は雑品系の輸出が弱いので純粋な鉄くずにしたほうが高く売れるんです。
おまけにこちらが取り引きしてる業者は雑品くずに弱い業者ですから。
これは一向にらちがあかないので会社からエンジン式電気溶接機を持って来ました。
アセチレンガスの代わりに電気溶接機でばんばん切断出来るんですよ。
とりあえず2台の機械を屋外に出したら後は俺の出番。
電気切りで非鉄や配電盤やモーターやトランスコアをばんばん撤去します。
2台の工業用雑品くずを1時間ぐらいで鉄くずにしてしまいました。
こんな機械ですが相当な重量の非鉄は使われてます。
画像4段目の左側の画像のアルミニウムくずだって30kgほど出ました。
他にも雑線やモーターやトランスコアなど出ました。
この機械にはモーターが6個とトランスコアが2個付いてました。
画像4段目の右側の画像のトランスコアは1個10kgちょいあります。
モーターくずは90円で豆トランスコアくずは130円です。
2008年05月30日
家屋の解体
その更地にした土地に家が建ち今日が建て前の日でした。
この解体は焼き瓦のせんがい造りの木造建築だから物凄い重量の産廃が出ます。
鉄骨造りの建物と違い出るものはゴミの山ですよ。
始めは見積りでは坪単価で2万5千円ほどでした。
けど競争が激しくてどんどん下がって行くんですわ。
社長も地元の仕事だから何が何でも請け負うって。
最後は坪単価1万8千円ぐらいで落札したのかな。
俺は正直言ってトントンかと思った。
けど上手いんだよ。
坪単価1万8千円で20万円も抜けたのだから大したもんだ。
これはまともな解体方法じゃまず赤字になるでしょ。
けど不法投棄や違法な事をして20万円を抜いた訳ではないです。
どのようにしたかは内緒。
とにかく選別選別選別選別徹底選別で切り抜けた。
産廃業者には相当無理強いさせてしまいましたが感謝してますよ。
これは会社だけではどうにもならん。
ありとあらゆる業者や人たちのお陰でこの工事を切り抜けられました。
だって最後の最後のこなごなになった木屑を見てください。
これはどうにもならんから火力発電所の燃料を造る工場に納めました。
8t車に木屑が10tも入っちゃった。
木屑だけなら良いけど土壁やらモルタルやらコンクリガラから相当産廃も入ってたよ。
これは業者からクレームが来るぞと思ったけどノークレームで通してもらいました。
そして最後の最後の産廃混じりの瓦礫屑は本来なら厳しいのですが有筋コンクリートの単価で通してもらいました。
産廃業者には相当無理強いさせてしまいましたが感謝してます。
2008年05月29日
2008年05月28日
家電スクラップの解体
社長が家電製品が邪魔なので家電雑品で出荷すると言い出した。
これはまずいと思った。
今は輸出系の家電雑品やOA雑品や工業用雑品などめちゃくちゃ弱ってる。
金属くずを国内ルートで流通させたほうがはるかに金になる。
けど雑品そのものを国内ルートでさばくとなると厳しい。
家電スクラップやOAスクラップは3種類の方法で動いてると思います。
1つは鉄くずの1番下のランクの級外などでプレス材に家電くずをあんこうにしてプレスしてそのまま製鉄所行き。
けどこの方法は基本的に精鉄所では鉄の精錬がメインなので銅や真鍮は逆に異物になっちゃうんです。
家電製品の中にも結構な量の非鉄が含まれてますからね。
もう1つはシュレッダーと言う機械で家電くずを粉々に粉砕して金属を回収する方法。
けどこの方法は金属しか取れないのでプラスチックとかはシュレッダーダストのゴミになる。
けどこのゴミの中にも金や銀や銅などの金属も微量に含まれてるのでシュレッダーダストも銅精錬所で焼却処理されて熱源を回収します。
その過程でシュレッダーダストに含まれてる金や銀や銅などの金属も回収します。
もう1つは雑品として主に人件費の安い中国に輸出されて解体分別されて資源に還元する方法。
とりあえず俺がボランテァで解体してあげるのでその代わりに制御基板とIC基板をもらうと言う条件で社長が納得しました。
しかし今は廃プラも売れる時代なのでゴミが全く出ません。
解体すれば重量に占める割合で9割9分は資源として還元出来ます。
画像4段目の3枚の画像はこれは精密家電系なので精密ドライバーでしか解体出来ないので自室に持ち込んでボランテァで解体してます。
その代わりに質の良い基板だけは戦利品としてもらってますが。
基本的に俺は解体するのが趣味なので楽しくてしょうがないです。
アルミスクラップの出荷
アルミスクラップはガサ物と言うか比重が軽いから邪魔になるんです。
鉄よりも半分以下の比重しかありませんから。
おまけにガラニウム屑やアルミ缶屑は本当にガサ物だ。
とりあえずビス付きアルミサッシ屑とガラニウム屑とアルミ缶屑を出荷しました。
他には廃プラ屑のPP樹脂とPE樹脂とPS樹脂も邪魔なので出荷しました。
今日出荷した業者はギロチン材の鉄屑とアルミ屑とステンレス屑と廃プラ屑に滅法強い業者です。
けど上級鉄の甲山系の鋼屑Aや鋼屑BやギロチンAはちょっと安いかな。
この業者とは10年近くお付き合いさせてもらってます。
画像2段目の画像はギロチン機で圧縮切断される前の鉄のストック場なのですが凄いです。
ギロチン機で圧縮切断するのが追い付かないぐらいの勢いでギロチン材で溢れ返ってます。
とにかくこの業者は加工後の鉄屑を40tトレーラーでじゃんじゃん出荷してますがそれ以上にギロチン材系の鉄スクラップがじゃんじゃん入ってるのだから驚きだ。
けど逆に考えれば買い取り価格が高いと言う事は利幅があまり無いんですよね。
今はスクラップ業界も競争が激しいからそんなもんですよ。