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狂気にも似た…… 気がつくと、彼を目で追ってるあたしがいる。 無意識のうちに彼を探しているあたしがいる。 考えても悲しくなるだけなのに、見つめてても想いは届かないのに。 どれだけ、想いを綴れば実のだろう。 悲しい恋なんてやめてしまえばいいのに。 想いは募るばかり。 辛い片思い。 淋しくて、悲しくて、切なくて。 手を伸ばしても届かない心。 どんなに願っても手に入らない気持ち。 あの娘はそれを持っている。 時々、彼女が憎くなる。 いっそのこと彼女がいなくなってしまえばいい。 醜い嫉妬心を剥き出しにして、彼女に言ってやりたい。 本当の事。 そうすれば、きっと……。 彼の心はあたしの物になる。 でも、彼はそれを望んでいないから。 あたしは、友達のまま。 もう少しだけ待てる? 以前、レストランでご飯を食べてるときに言っていた言葉。 あれは、きっと。 あたしに同情した彼が思わず言ってしまった言葉なのかもしれない。 もう、言ったことなんて覚えてないのかな。 好きなのに。 こんなに好きなのに。 何で、彼には恋人がいるの? 何で、あたしが彼女じゃないの?? 傲慢で独りよがりな感情。 吐き気がするほど醜い感情。 こんなあたし消えてなくなればいい。 彼の前から消えなくらればいい。 時々思う。 彼を殺して、あたしも自殺すれば、彼はあたしのものになるのに。 殺したいほど愛してる。 愛情が殺意に変わる瞬間。 そんな、狂気にも似た感情が、あたしの心を支配する。 誰か、助けて。 誰か、気付いて。 歯止めの効かなくなった感情が爆発する前に、彼は気付いてくれるだろうか。 あたしが自滅する前に、彼はあたしの想いに気付いてくれるだろうか。 今はただ、それを願うばかり。 BACK NEXT |