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「堂々日本人と言いたい」(06/04 19:40:15)


 「今度は堂々と日本人と言いたい」「人一倍勉強して夢をかなえる」。フィリピン人女性と日本人男性の間に生まれた子供たちの日本国籍を認めた4日の最高裁大法廷判決を受け、子供たちは満面の笑みで勝訴を喜び、母親たちは目を潤ませ感謝の言葉を繰り返した。

 午後3時すぎの判決言い渡し後、傍聴席から拍手がわき上がった。「勝ったの」と尋ねる少女を抱き締め、大きくうなずく母。「良かったね」「おめでとう」。原告や支援者は、ハイタッチや両手のこぶしを振り上げて喜びを表現。原告の少女のうち2人は閉廷後、最高裁正門前で「ありがとうございました」と声をそろえ、「勝訴」と書かれた紙を高々と掲げた。

 3組の母娘と弁護士は東京都内で記者会見。気恥ずかしそうに「日本人になって将来の結婚も楽しみ」と答え、笑いを誘った中学3年のジュリアンさん(14)。

 

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