山口県は6―9月の4カ月間、地球温暖化対策として、夏のエコドライブキャンペーンに取り組む。6月をノーマイカー強化月間とし、山口市の県庁だけでなく、県総合庁舎など全県の出先機関も含めた職員に公共交通機関などでの出勤を促す。
県環境政策課によると、県庁への通勤者は県教委、県警職員を含め約3000人。うち6割の1760人が自家用車で通勤している。6月5日と20日、出先機関も含め、マイカー通勤者の50%以上の参加を目標に電車やバス、自転車などでの通勤を呼び掛ける。
昨年12月、実施率の公表を前提に初めて設けたノーマイカーデー(21日)は、マイカー通勤者のうち73%が公共交通機関や自転車などで通勤した。排出する二酸化炭素の削減量は8400キロで、一般家庭560世帯の1日の排出量に相当するという。
【写真説明】車でほぼ埋まった県庁北側の無料駐車場
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