姫路・西播磨
バス路線を見直し 姫路市
姫路市は、公共交通の将来像を示した総合交通計画の基本計画素案を公表した。バス路線網を見直し、利便性の向上や市中心部の渋滞緩和を目指すほか、コミュニティーバス導入などの検討を進める内容。市民の意見を募り、本年度中に具体的な実施計画をまとめる。(井関 徹)
少子高齢化社会を迎え、将来にわたり公共交通の手段を確保し、合併で拡大した市域の一体化を図るのが狙い。市は昨年、学識経験者らでつくる懇話会を設置し、検討を続けてきた。
素案は、地形や交通手段の違いで市域を都心と市街地、郊外部に分類。都心の渋滞緩和、地域間や都心との公共交通の連携強化を柱にした。
郊外部では、安富町とJR姫路駅を結ぶ路線バスをJR姫新線余部駅に接続し、鉄道への乗り換えで所要時間を短縮。安富、夢前、香寺町をつなぐ路線バスの導入で、JR播但線を利用しやすくするほか、家島町との往来を便利にするため姫路港と山陽電鉄飾磨駅間の路線バス運行も進めるという。
市街地は、外環状道路の整備とともに、各鉄道の主要駅を結ぶバスの運行を検討。全公共交通機関で使えるICカード乗車券の拡充や、市民らも含めたノーマイカーデーの実施なども推進する。計画は二〇二〇年を達成目標に設定している。
素案について市は六月十二日まで意見を募り、懇話会で提言書をまとめ、八月に基本計画を策定。その後、実施計画をまとめる。市交通計画室TEL079・221・2465
(5/14 10:12)
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