東芝(本社・東京都港区)の下請け会社の18歳未満のアルバイト6人が、福島、宮城、青森県の3原子力発電所の放射線管理区域内で働いていたことが分かった。労働基準法は18歳未満が同区域で働くことを禁じており、東芝は5月、各地の労働基準監督署に報告した。
東芝によると、6人が働いていたのは▽東京電力福島第1原発(福島県)▽東北電力女川原発(宮城県)▽同東通原発(青森県)。昨年10月~今年5月、定期検査の際に必要な機材を運んだという。定期検査は東芝が東京電力と東北電力から請け負っていた。
東芝広報室は「下請けの管理を徹底したい」とのコメントを出した。【石丸整】
毎日新聞 2008年6月4日 13時31分(最終更新 6月4日 14時24分)
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