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KM080604
◆農業分野で新興・中小企業が事業拡大を図っている。背景には、�＼源困涼瓦ぜ衂埖�、�⊂暖饉圓琉汰完媼韻旅發泙蝓↓９餾歸�な穀物高騰、�た�糧の自給率の低下による国内農産品の愛用、�ゥ丱ぅ�技術の向上、�ξ�通の仕組みなどの一層の改善が求められているからetc。それと平行して国内農産品の重要が拡大しているからだ。伸ばしているのは、ユニークな戦略で事業に取組む新興企業。
○ナチュラルアート（東京・千代田区）の場合：同社は、創業５年で約百億円に売上を伸ばした。同社の特徴は、農畜産物の生産・販売、経営支援を行っているが、国内の農畜産業者の生産の小規模・商品目の弱点を克服して、生産と販売の全国ネットワーク化を実現した。その間、農場経営から加工・販売まで連携できる体制を整えた。これが、急成長の秘密だ。同社は、年内をメドに十億〜二十億円規模の農業ファンド（投資基金）を設立して、農畜産業者に投資しながら経営支援をする体制を全国に広げる。
○有機野菜ベンチャー（東京・渋谷）の場合：同社は、２００８年３月、レストラン「ダ・オルト」を開店した。自社栽培の小麦やルッコラなど安全性をアピールしたレストラン経営を目指す。ここでも、販路開拓などで企業の経営手法を独自に極めて導入する。
○アニス（東京・港）の場合：同社は、バイオやＩＴを使った野菜作りを行っている。千葉県の関連農場で、有益な微生物を使った、独自の農薬不要の培養土を開発、パブリカやトマトの新しい栽培技術（生産システム）を確立した。この技術には、東京農業大学や東工大も研究を進めて、農薬や硝酸を使わずに食味の良い野菜栽培にも取組んでいる。ＩＴ活用では、ハウス栽培向けの制御システムを開発、培養土と組み合わせて、山形県の建設会社に供給を始めている。アニスの純浦誠社長は、マイクロソフトを経て、オープンインターフェスと云うソフト会社を創業した経歴をもつ新規参入者。
○ホープ（北海道東神楽町）の場合：同社は、イチゴ種苗卸の企業である。当社の高橋厳社長は、国産イチゴの出回らない６月〜１１月に収穫できる品種（「ペチカ」）を開発。現在では国産夏秋イチゴでは７割超のシェアを獲得している。製販の仕組みとしては、全国の生産者からイチゴを買い上げ、洋菓子メーカーなどに販売する仕組みと、品質管理と、安定供給を図る。４月には全国の菓子店に小口配送を手掛ける物流会社も設立。ブルーベリー等の品種の拡大も図った。来年以降は高温にも耐える「ベチカプラム」の栽培も本格化する、ホープの高橋厳社長は、元、ワサビメーカーの研究者。
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