千葉県内の公立小中高校など計371校に配布される学校給食用の紙パック牛乳(200ミリリットル入り)で、賞味期限「6月7日」を「5月7日」と誤記載し、約9万5000本が回収されていたことが分かった。すべて破棄された。
県教委学校安全保健課によると、牛乳を製造したのは古谷乳業(千葉市美浜区)。2日午前7時半ごろ、配達担当員が、千葉、市原市など13市町の学校給食用に配る牛乳の賞味期限が間違っていることに気付いたという。
賞味期限は、インクジェットプリンターで製造日から7日後の日時を自動的に印字しており、プリンターの誤作動とみられる。同社は「原因は調査中。誠に遺憾で再発防止に努めたい」とした。【中川聡子】
毎日新聞 2008年6月4日 11時57分