穿刺器具の取り扱い全国調査で通知―厚労省

 厚生労働省はこのほど、各都道府県知事、政令市長、特別区長に対し、島根県の医療機関で採血用穿刺(せんし)器具(針の周辺が「ディスポーザブルタイプ」でないもの)の複数の患者への使用が発覚したことを受け、同器具の取り扱いの周知徹底と使用状況の調査を実施するよう依頼する通知を医政局長と医薬食品局長の連名で出した。

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 調査対象となる器具は5月29日現在、厚労省が把握している24製品。施設は、病院、診療所、介護老人保健施設や、都道府県、市町村が実施した健康教室といった保健事業など。また、調査項目は、不適切な使用が認められた施設数や、不適切な使用を行った器具名とその使用状況などとなっている。

 調査結果の提出期限は6月20日までとしている。


更新:2008/06/04 12:28     キャリアブレイン

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