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ペンギン社マキソン会長「ハングルは美しい」

「ペンギン・クラシックス」韓国発刊のため来韓

 「ドライブをしながら看板などに書かれているハングルを見ました。滑らかな線で安定感があり、とても美しい文字だと感じました」

 「ポケットブック」や「クラシックシリーズ」で有名な世界的出版社「ペンギン」のジョン・マキンソン会長(54)が先月28日に韓国を訪問した。マキンソン会長は「クラシックシリーズ」の韓国発刊を記念するため、初めて韓国の地を踏んだ。

 マキンソン会長は29日、ソウル市鍾路区の出版文化会館で記者会見を開き、「ペンギン社のクラシックシリーズの価値を十分に生かすことができると思い、韓国市場への進出を決めた。韓国は歴史ある文化遺産と古典文学の長い歴史、ペンギン・クラシックスを販売するに値する市場規模、速い成長を期待できる躍動的な経済、ペンギン・クラシックスの伝統を生かすパートナーシップなど、すべての条件を兼ね備えている」と述べた。

 マキンソン会長は2001年にペンギン・グループの会長に就任した。英国ケンブリッジ大学で歴史と英文学を専攻、同大学を卒業後、1976年にロイター通信とフィナンシャル・タイムズの記者として社会人としての第一歩を踏み出した。その後86年から3年間はサーチ・アンド・サーチの副社長、96年から5年間はペンギン・グループの親会社に当たるピアソン・グループで財務担当理事を務めた。

 今回2泊3日という短い日程を終え、30日に韓国を出発したマキンソン会長は、「テンジャンチゲ(韓国風の味噌鍋)が美味しかった。とても口に合った。いつかまた韓国に来ることがあれば、釣りをしながら余裕のある時間を過ごしたい」と話した。

キム・ギョンウン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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