●更新日 05/30●
すでに常識として定着した感のある嫌煙。 え?何の準備をしてるのかって!? 決まってるじゃないか!! タバコといえば煙。煙といえば燻製、燻製といえばスモークサーモンじゃないか! 時代は変わる!これからの時代、タバコは嗜好品ではない。燃料だ! サクラのチップとかより単価高いからきっとたぶんおいしいぞ! この料理において注意するべきたったひとつのことは、決して深く考えないことだ! さぁ、続きだ!いこう! 塗れたか!よし!濡れたら燻製器にサーモンを吊るすか、網を取り付けてのっけるんだ!これで、 ぃよぉし!レッツゴー屋外。いわゆるひとつのアウトドアだ! サーモンをスモークしている間は好きなことをして遊ぼう。 だがタバコを燃料にする場合はタバコは15分くらいで燃え尽きるのでそのたびに新しく点火だ! いやぁっはっはっは、順風満帆な撮影だぁ!おいしくなると、いい…、な、ぁ……。 ……。 …っ!まずいまずい。冷静に考えそうになってしまった。 決して後ろを振り返らない。前向きに。これ鉄則。 無理やり陽気にやってたが、この煙を目の当たりにすると……。 確実に死の臭いがする。いやいやいや、これはタバコ屋の未来をかけた希望溢れる試みだ! 自分を強く持とう。 …、なんて、もの暗い印象を与える写真だろう。 ・ ・ ・ おお!なんてこった。 とってもうまそうだ! え?えええ?こんなうまそうに出来ていいのか?本当にしっかりスモークされてるじゃないですか? いやいやいや、うまそうに出来ることは実に喜ばしいこと!タバコ屋の未来に光明がさしたぞ! まぁ、「うまそう」では話は始まらない。 だって、もちろん当然絶対に、このサーモンは食べ物なんだから。 試食して初めて、タバコ屋の未来につながるのだ! よし、早速こいつを食べてみようじゃないか!! ところ変わって、探偵ファイル編集部。 僭越ながら試食役をおおせつかるのは、わたくしニノマと、大のタバコ嫌いの大住氏。 タバコで作ったスモークサーモンを切り分けてみると、やはりうまそう。 これは、もしかするともしかするかもしれない……。 実は今回の撮影、意外な苦労が多かった。 燃料のタバコに着火する際、吸わないと火がつかないため、煙を口に入れる。 そしてタバコのニコチンってやつは歯茎などからも吸収されるのだ。 そして今回使用したタバコ、実に200本。 ニコチンをとり過ぎてめまいはするわ、吐き気はするわ。 まぁ、そんなことはどうでもいい。問題はこのサーモンがうまいか、まずいか、だ!いくぞ! 試食! U R L EMBED ごめんねタバコ屋さん。 やっぱだめだったわ。 凄い。凄すぎる。なにせ「サーモン」の味がもうしない。 毒の塊を食べている感じだ。正常な危機回避能力が備わっている人間なら吐く。自動的に。 具体的な味?なんだろう。 灰皿の味 です。半日あぶっただけでサーモンの身がここまで汚染されるなんて。 日常的にタバコ吸ってる人間の肺はどうなってんだ。これ食べたら絶対タバコやめるわ。 うん、タバコ屋の危機を救うとかなんとか言ってたけど、 多分JTあたりがうまいことやってくれるんじゃないかな。 読者の皆さん、これでタバコの危険性がお分かりになったでしょう! タバコはやめよう!! おまけ タバコ屋救済の記事がタバコ批判の記事になってしまったが、その後の顛末。 あとね。 タバコ怖っ! ニノマ |
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