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光と影 〜光市母子殺害事件 弁護団の300日〜
■放送日時■
6月7日(土) 14:00〜14:55
ナレーション:寺島しのぶ
声の出演:天野鎮雄、間瀬礼章
1999年4月14日、山口県光市で本村洋さんの妻と生後11ヶ月の長女が殺害された。当時18歳だった少年が逮捕され、一審二審の判決は、無期懲役。しかし、最高裁は、死刑含みで、審理を広島高裁に差し戻した。「光市母子殺害事件」。最高裁の途中段階から、弁護団は、差し変わった。それは、起訴事実を争わず、ひたすら情状を主張してきた旧弁護団には、「死刑含み」の状況に危機感を感じたためである。そこで、21人の弁護士が集い、この事件を再調査することになる。そこで、弁護団が見たものは、流布された凶悪な被告ではなく、精神年齢の低い青年像だった。そして、被告は、殺意はなく、強姦目的でもなかったと、新しい弁護団に告白する。しかし、感情的な空気の中で、世論は「荒唐無稽な供述を始めた」「死刑が恐くなって事実を翻した」と被告を非難、更に、弁護団にまで、鬼畜、悪魔とバッシングの嵐が吹き荒れる事態となった。東海テレビでは、こうした中で、刑事事件の弁護活動とは、どうあるべきか、弁護士とは、どういう職責を持つものなのかを、多様な視点から、冷静に見ることが必要であるとの考えから、弁護団会議などにカメラを入れ、取材を重ねてきた。果たして、この番組から、何が見えてくるか…。
ナレーター・寺島しのぶさんのコメント
「光市母子殺害事件」は、あまりにもショッキングな事件でしたから、初め
この番組のナレーションのお話が来た時、お受けしたくないと思いました。
ナレーションをして、今は、よかったと思っています。
番組を通じて、被害者家族、弁護団、裁判官など、色々な人が、この事件に関わっていて、様々な見方があることが分かりました。
特に「鬼畜」と非難された弁護団の人たちが、何をしていたのかは、初めて知ったという感じです。
弁護団の立場でもなく、被害者遺族の立場でもなく、感情的にではなく、あくまで冷静に、「事実は、こういうことだったのではないか」が確実に伝わればと、ナレーションしました。
裁判員制度が、まもなく始まりますが、この事件に限らず、人を裁くということが、難しいことだと感じました。
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