こういう自称「厳しい」連中には激しい殺意が沸く。
弊社による削除要請等ではなく、ユーザーの力をお借りして悪質な情報が多くの目に触れないような対策ができないか、といったシステム的な対応についても検討を始めております。ご指摘いただいたユーザーのブックマークでは、その他にも侮辱的な表現が執拗に書き込まれている様子もあり、こうした執拗な行為に対して何らかの対策ができないか、という事も検討しています。
「死ねばいいのに」って書いてるユーザーのアカウントを削除するとか、「これはひどい」というタグを付けられなくするとか、あるいはそういうタグやコメントを見られなくするとか、システム的な対応をしてしまうと、対応全部がアドホック的になっていっちゃう。そうなると、多分はてなブックマークが本来持っている価値まで全部失われてしまうと思うんですよね。
はてなのスポンサー企業への警告:はてなに広告を出すと、「死ね」とか「殺意」といったキーワードに関連する企業として貴社の広告が表示されるリスクがあります。その結果、自殺などの事件が起こる可能性もあります。このような反社会的な表現を意図的に放置する、はてなへの広告の出稿を停止することが、貴社の社会的責任です。
「はてな広告媒体資料 : 広告商品のご案内」の
P23に主要広告主が掲載されています。
高度に民主化されてきている最近のネット社会とアーキテクチャは、自浄作用を持っていると考えます。システム提供者によるアドホックなコンテンツ規制や削除対応は、それを鈍らせることになるのではないでしょうか。
例えばWikipediaは、完全無欠の知識の体系ではありませんが、少なくともバランスを欠いたり、独善的な編集、荒らしの類は、同じユーザーの手によって議論され、排除されます。それを可能にしているのは、明文化されたサイト運営ポリシーと、それを参照して行動するユーザーの良識です。
タグにしても、個別のタグの信頼性というのは時間が経てば自ずと決まってくる仕組みが最初から実装されています。ニコニコ動画でよく使われる「才能の無駄遣い」というタグは、それを貼られるコンテンツに一定のクオリティーを求めるようになってきていますし、「死ねばいいのに」というタグが、文字通りのコンテンツではないというように、ネットユーザーの判断基準が収斂されていくこともあると思います。少なくとも僕は「死ねばいいのに」と言うタグを見て、バカなものを貼るやつがいるなぁとしか感じません。
運営側の過度な個別関与は、こうした行為形成を阻害し、結果として歪な情報が氾濫するだけです。
青少年を対象としたコンテンツフィルタリングは、子供はコンピューティングに関しては大人より遙かに賢いですので、簡単に抜け道を開発するでしょう。ただ、ある程度敷居を上げるというのは賛成です。僕らの時代、女性器写真へのアクセスのためには、並々ならぬ情熱と努力無しに成し遂げられなかったわけですから。。
今はてなを覗いてきましたけどけど、やっぱり殆ど2ちゃんねると変わらない状況ですし、彼らの言葉に一喜一憂していたら体力を浪費するだけです。
池田先生が仰っていることが正しいかは置いておいて、いくらなんでもあそこまで先生を貶すのはすごく気分が悪くなった。
大勢には何ら影響力が無いのを歯がゆく思っているのでしょう
とりあえず上でも言われますが、イヤなら見なきゃいいじゃん、という事だと思います
CGMの世界がオプティミスティックにいられるのは、「利用者が不快と思うものはそれを排除する」という考えがあるからです。それを支えているのが、diggやスラッシュドット、YouTubeのコメント欄にあるようなモデレーションシステムです。スラド日本語版も「モデレーションが機能していない」といわれるけど、明らさまに無意味なものは、モデレーションで落とされています。
ただ、褒める文化が無いとモデレーションを導入しても良い方向に働かない可能性もあって、そういう意味で、はてなスターの存在は賢明な実装だと思います。
良識というよりも、その良識をどういう風にシステムが支えていくかが勘所なのだと思います。
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