福田康夫退陣要求(3)
何のための消費者庁か、
毒餃子の禁輸措置も取れないくせに
消費者庁で閣僚折衝難航 週内決着へ首相の熱意が障害?
福田康夫首相が掲げる消費者庁の来年度創設に向けた閣僚折衝が3日から大詰めを迎える。首相は岸田文雄消費者行政推進担当相に週内の決着を指示したが、消費者庁への法令の移管作業で目立った進展はみられない。首相自身の新組織の形態に対する思い入れが強く、法令の大幅移管という「高いハードル」が作業の遅れを招いているようだ。
首相は5月31日、岸田氏や消費者行政推進会議の佐々木毅座長を公邸に呼んだ。首相は岸田氏に「関係府省をねじ伏せてほしい。しっかり交渉してくれ」と述べ、5日の欧州歴訪からの帰国時までの意見集約を強く指示した。
5月下旬から始まった岸田氏と経済産業など6閣僚との折衝では、消費者庁設置には異論は出ていないが、「各論」となると、若林正俊農水相が賞味期限の表示を義務付けた日本農林規格(JAS)法の一部移管を「混乱が起きるだけで消費者の利益につながらない」と切り捨てたように、つれない反応が大半だ。
各府省が既得権益の死守に躍起となっている面もあるが、政府・与党で共通認識となりつつあるのが「首相が最も法の移管に固執している」という点だ。自民党中堅は「消費者庁は総合的に強い監督・是正権限をもつ法律があればよく、1つも移管しなくても機能する」と言い切る。
複数の府省が1つの法律を共同で所管する「共管」は珍しくなく、例えば移管対象の特定商取引法は主管の経産省のほか厚労、国土交通両省も所管する。
業界全体を監督する銀行業法などを消費者保護に主眼を置く消費者庁が一手に担うのは非現実的で、複数の府省にまたがる業務を新しい庁が担う「未知との遭遇」(町村信孝官房長官)の成否は、首相が各府省をどう説得するかにかかっているとみられる。
6月2日19時32分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080602-00000940-san-pol
果たして、どれほどの国民がこの消費者庁の設立を望んでいるのだろうか?こんな監督官庁など作らずとも、厚生労働省、農林水産省、国土交通、などの既存のお役所がしっかり仕事をしていれば、こんな役所は必要がない。
もう、わが国の財政破綻は深刻なのです。国家予算80数兆円の内に占める公務員の人件費は約40兆円にもなってしまう。このようなときに何故新しい役所を設立して、これまでの他の役所の人間に楽をさせるのか?
本当にこの福田康夫という男は官僚側にしか目線が行っていない。大体、この福田康夫が消費者のための行政を行なうことなど信じられない。
毒入り餃子事件の時に仕事をしたのか?
中国産冷凍食品の禁輸措置を発動したか!
中国当局が2月28日に「日本で毒物が混入された可能性が高い」などという驚きの声明を発表した時にも、福田康夫は何と言っていたのか。
「中国政府も前向きにやっていますね。」などとまるで他人事の話をしていた。こんな男が消費者の立場になって、物事を考え役所を設立するなど、どう考えても許せる話ではない。
一体、中国のどこが「前向き」なのか?このような意味不明の発言を行なっていても、首相の座が務まるわけだから、日本の総理大臣というのは気楽なものだ。
福田康夫の「消費者重視」という言葉は、これは単なるまやかしに過ぎない。福田が何もやらない方が良い結果につながる。家庭の食の安全の預かる主婦は、「何が安全か」を自分の目で確かめて買い物をしています。
今更、消費者庁なるものが出来て、中国産食品の安全宣言を出したところで、誰が信用すると言うのでしょう。
この消費者庁設立の狙いが「中国産毒餃子事件」の幕引きなどを意図したものであったらとんでもないことです。監視の目を強めなければならないと思います。
消費者庁などでは、賞味期限の問題などにも取り組むなどと以前記事で読みました。私はこの問題では以前「優健美館ブログ」に書いたことがあるので、ここで紹介しておきます。
賞味期限表示の撤廃を提言す。
鋭敏な食感覚を養う事のほうが大切でしょう。
消費期限表示についても見直すべきでしょう。
昨年は何かと食品の問題が多かった。中でも偽装表示ということが事件として取り上げられました。この偽装は産地の偽装や中身の表示の偽装などでした。
また、一度戻ってきたものを作り直して売るという悪質な行為もありました。しかし、このような事件が相次いだので、今やり過ぎと思われるような事までが行われています。
それが賞味期限という表示です。私はこの賞味期限という表示そのものに問題があると感じています。この表示は果たして必要なのでしょうか?
この表示のためにまだまだ食べられるものが捨てられていると言った話を良く耳にします。本来賞味期限とは美味しく食べられる時期を表示したもので、この賞味期限が過ぎたからと言って食べられなくなるわけではありません。
ところが、今コンビニなどではこの賞味期限が切れると、店の棚から降ろして廃棄処分にしてしまうそうです。もったいないと思ったアルバイトの店員が食べようとしたら、店長にこっぴどく叱られたというのです。
この賞味期限が切れたというだけで、一体どれほどの食品が毎日毎日捨てられて駄目になってしまうのか。これは資源の無駄遣いであり、私はこの賞味期限は必要ないと思います。
製造月日だけを表示すれば良いでしょう。人間には嗅覚や舌で悪くなったものを判断する感覚が優れています。例えば、誰だって冷蔵庫に仕舞い忘れて放置した経験があると思います。
先ず、目で確かめ、それから臭いをかぎ、そして少し舌で触れて見て、食べれるのか、或いは食べれないかを判断していました。我々の年代の方ならば、それは皆さん経験済みのことです。
人間にはそのような鋭敏な感覚が備わっているのです。
いちいち賞味期限など気にして食べていたわけではありません。今の子供達は賞味期限が過ぎるともう食べない子供がいるそうです。余りにもマスコミが大騒ぎするのでそうなってしまったのでしょう。
本来人間が生まれながらにして備わっている目、鼻、舌の感覚が研ぎ澄まされていればこのような問題は何ともありません。
一旦戻されたものを再生して販売することは、偽装表示したから問題なのであって、それをありのままに表示して「もったいない」からと再生品として表示したら、それは値段を安くすれば買う人だって多いはずです。
「もったいない」という気持ちこそ、我々日本人が失ってはいけない感情ではないでしょうか。その気持ちを持ち続けることが環境問題を考えることにも通じるのではないか。
賞味期限などの表示は止めて、製造年月日だけにすべきであると思います。同様に消費期限についても見直すべきと思います。余りにも時間が短くしてあるのではないでしょうか。
《6月14日》(土曜日)
福田政権の退陣要求の集会とデモ行進!
渋谷・宮下公園に13時30分に集合
14時に出発、渋谷街頭をデモ行進!
左派勢力以外の政治勢力が、時の政権の退陣を求めてデモ行進をすることは、おそらくは戦後初になると思います。一人でも多くの皆様の参加をお持ち申し上げております。
↑↑ブログランキング応援クリックお願いします!
新しい仲間が増えています!
〜新風連ブログ〜