【第一章】ブラック企業とは何なのか?
◆暴行、障害、そして裁判“ブラック企業”の典型的なカタチ
◆黒の魔力“ブラック企業”と呼ばれるための必要条件
◆有名企業も恐れる(?)黒い企業リストこれが「ブラック就職偏差値ランキング」だ!
【第二章】訴訟から明るみに出たブラック企業
◆従業員の告発から企業の闇に光を当てる
◆「店長は管理職」の主張を絶対に崩せない日本マクドナルド
◆セガに存在した楽しげなネーミングの「パソナルーム」実際は自己学習という名目の座敷牢
◆日本NCR 隔離部屋でのパソコン自主学習
◆リストラ・ハリケーン吹き荒れる日本IBM
◆モンテローザ 遅刻で1万円、欠勤で8万円罰金のピンハネ体質
◆「sukiyaki」「karaoke」と並び、今や世界共通語となった「karoshi(過労死)」
【第三章】元社員が語るブラック企業の実態
◆有名ブラック企業で働いた元社員が語るその実態とは
光通信系グループ派遣会社
◆光通信に会社が吸収され、やってきた副社長がまるでヤクザ?
◆フォントサイズ72の「殺ってやります!」
◆肩を組んで社歌を熱唱!「根性、根性、ど根性!」
◆学歴なんていらない。営業さえできればOK
◆騒音と怒号が渦巻く光通信のオフィス
◆「ひどい」「おかしい」と言われながらも数字を出し続ける光通信
◆日常生活では使うことのない光通信用語集
ブックオフコーポレーション株式会社
◆インターンの頃から地獄の日々!
◆就職し地方店に配属
◆店長としてのやりがいと苦悩!
◆ブックオフと創価学会の関係の真相
◆カギはあとどれだけあるんですか!
株式会社フレッグインターナショナル
◆月1回の「締め会」は朝まで全員強制参加が基本
◆毎日朝礼後に営業マンの洗脳(?)講座
◆上司の役職は社長の機嫌ひとつでコロコロ変わる
◆「バーカ」と落書きされた役所の名簿
株式会社武富士
◆怖くて多くは語れません
◆携帯電話の内容を抜き打ち検査
◆内線電話のコール音に職場は一瞬息をのむ
◆ダンボール箱を持った刑事が社内に乗り込んできた
【第四章】職種や体系としてのブラック企業
システムの一部と化している業界や企業の末端にいる労働者たち
自動車産業界 トヨタ工員編
◆1日500個のネジを締める毎日 人間“産業ロボット”としての「期間工」
◆労働者ではなく企業側の味方 トヨタ関係者とゴルフを楽しむ豊田労働基準監督署
◆フィリピン政府も支配下に置くトヨタの巨大権力
◆マスコミに年間1000億円ばら撒くことによってトヨタのイメージ戦略は完結する
テレビ業界 アシスタント・ディレクター編
◆とにかくひたすら眠らない。それこそがADの重要任務
◆業界に残る暴力体質、その源流にいるのはあのテリー伊藤氏
◆暴力、低賃金、それでも辞めないADたち
IT業界 システムエンジニア編
◆理系学生の憧れだったIT業界はもはや消滅した
◆文字通り死人さえも出るIT業界「デスマーチ」
◆SEの幸せとは「退屈している暇がないこと」
アニメ業界 アニメーター編
◆アニメーションの制作現場で見る夢は!?
◆制作進行という過酷な仕事
◆低予算と人材不足、滅び行く世界のジャパニメーション
出版業界 編集プロダクション編
◆使い捨てされる夢多き編集志望者たち
◆「編プロ」とは明るい未来のための修行の場
【第五章】ブラック企業を見抜け!
◆ブラック企業に触れないための重要事項
◆ブラック企業の典型的な体質を知る
◆こんな言葉にご用心!?ブラックな求人広告を見抜く
◆それでもブラック企業に入ってしまったあなたへ
◆あなたの会社は大丈夫? ブラック判断チェックリスト
【第六章】そして日本はブラック企業で覆いつくされた
◆残業代強制放棄の「ホワイトカラーエグゼンプション」
◆11・6兆円の残業代が合法的に横取りできる詐欺法案
◆「過労死は自己管理の問題」という経営者側の言い分
◆「家族だんらん法」から透けて見えるアメリカの黒い腹
◆「労働契約法」成立で労働者は奴隷となる
◆そして日本はブラック企業に覆い尽くされた
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