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テーマ:ノブレス・オブリージュ
May 26, 2008

手ごたえある幸せを実感できる瞬間



マイクロソフト社のエグゼだった、ジョン・ウッドが、

マイクロソフト社の仕事と、何不自由ない生活、結婚を約束していた恋人を棒に振ってまで選んだ道は、

恵まれない国で生まれ、満足な教育の機会を与えられていない子供たちのために、学校を建て、図書館を作り、最終学歴まで奨学金を支給するアメリカベースのNPO、Room to Read 、設立でした。


そして2002年以来東京在住のスーザンが、そのジョンの意志に感動し、

「Room to Readの日本チャプターを設立する」と宣言したのが1年半前でした。


今回のパーティはそのスーザン主宰による3回目のものでしたが、何がうれしかったかというと、

毎回、少しずつですが、日本人の方々の参加が増えていることです。


人間って、元来だれもがジキルとハイドの両面を備えている、とわたしは常々考えています。

つまり、だれだっていい面と悪い面、欠点と長所を兼ね備えている。


それが人間というものの真の姿ではないでしょうか。


そしてどんな人にも、英語でいうCompassion、つまり本当に気の毒な他人を見れば、理屈ではなくなんとかしてあげたいと思いやる気持ちがDNAレベルで備わっていると信じています。


もしかしたら、育った環境や教育、躾などで、そのCompassion が実感できない方もいらっしゃるでしょう。


けれどそれは「欠如している」のではなく、「まだ潜在的なレベルに潜んでいるだけ」だと思います。


アメリカ人は、そんなCompassionの芽をみつけては、針小棒大に褒め、どんどん引き出すのがとても上手。


その手法をとても上手くチャリティに生かします。


その具体的な手法のあれこれを抜群のリーダーシップでお手並み拝見させてくれるのが、ジョン・ウッドでありスーザン・ロッジだと思います。


Room to Readが紹介する途上国の子供たちの顔にははじけんばかりの明るさがあります。

それはジョンのポリシーであり、暗い顔、悲しみだけを引き出す写真は、その子供たちの尊厳のためにも決して紹介しません。


確かにアフリカなどの悲惨な状況をあまり赤裸々に写真で見せられると、Compassion以上に罪悪感、絶望感で圧倒され、却ってこちらの気持ちをも沈痛なものにし、行動力すら萎えてしまいます。


Room to Readは子供たちの「学べることの楽しさ」への真の感謝、喜びをストレートに表現します。

それがわたしたちのCompassionへの何よりのご褒美にもなるのです。


世の中には、マザーテレサのようにCompassionのためなら自分を犠牲にし、無に徹してもその道を突き進める稀有なすばらしい人もいます。


けれど、ほとんどの人間は、煩悩も、あらゆる欲も兼ね備えています。

大切なのは、その自分の煩悩を否定したり、恥ずかしいことと考え、排除しようとする必要はないと知ることです


最初の一歩は、自分が無理なくできる範囲、つまりそのまま長く継続できるレベルはどこなのかを見極めること。そしてとりあえず第一歩を踏み出してみることではないでしょうか。


1千万円以下の年収の方なら、その1%でもいいではありませんか。

そして残りは、好きに自分のために使ってもいいではありませんか。

肝心なのは継続すること。

継続できるレベルで少しだけ我慢し、がんばってみること。


わたし個人は、今回の帰国は、夫のフリーマイレージで実現しました。

だからその分 x 2 を、ネパールの女子10年間分の奨学金として寄付することにしました。


度を超えた無理は禁物です。


わたしも、他に娘の学校のキャピタルキャンペーンへの寄付、夫がかかわっている中東和平に関する組織への寄付、Inwood House へのボードメンバーとしての多大な責任など、たとえ今年のボーナスが減少することを見越しても、果たさなくてはいけないことは山積みです。


でも、この笑顔を見ると、ほんの少しでも自分が彼女たちの未来を大きく変えるカギを握っているということに、爽快な喜びを感じるのです。

自分のCompassionの琴線に触れたことを行動に移すことで、こんな気持ちを味あわせてもらえて、感謝したいのはこちらです^^


カトマンズから3日間、寝袋をもってトレッキングしてたどり着いた村。

スーザンとジョンは他数名のボランティアたちとRoom to Read創立以来5千の図書館をオープンしたお祝いのセレモニーに参加しました。

現地の村をあげての歓迎ぶりの様子です。




さて、


31歳の男性だとおっしゃるAkucchan さんはジョン・ウッドの本に感動し、この日のパーティに参加してくださったそうです。


パーティは「度肝を抜かれる」もので、いろいろな人と知り合え、めちゃくちゃ楽しいものだったということです。


ベルRoom to Readチャリティパーティ  ←Akucchanさんの印象はこちらへどうぞ。




また、サンフランシスコ在住のThomasさんは、わたしのブログからRoom to Readを知り、自分も役に立ちたいと、英語&日本語両方のレジュメをお送りくださいました。


Thomasさんの営業畑でのすばらしい業績はきっとRoom to Readの財産になると判断し、ただちに本部のほうにご連絡しました。


今、すでに彼女はサンフランシスコで活動を始められたようです。

Thomasさん、ありがとうございます!


ベルThomasさんのRoom to Readへの挑戦  ←すばらしいです。


お礼をこめて、花束をかけてもらったRoom to Readのメンバーたち。

3日間のトレッキングの疲れも吹き飛ぶ歓迎ぶり。この後姿はスーザンです。



なぜ女子に奨学金を与えるのか。
文盲の子供たちの母親はやはり文盲である確率が高いからです。
母親が子供のために本を読み聞かせることができないからです。
一人でも多くの女の子が、子供に本を読んであげられるお母さんになれば文盲も減る。

Room to Readではそう考えています。

小口の寄付も大歓迎です。

Room to Readの経費はさまざまな工夫をすることで約16%に抑えられています。


具体的なファイナンシャルステートメントもご覧になれます。

詳しくは、Room to Read HPへ







コメント

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■百の言葉より一の行動

長旅の疲れをおくびにも出さず、パーティ会場とヒルズクラブの二次会会場で凛と輝いていらしたRumiさま。

『隗より始めよ』を実践され 奨学金寄付のお申し出をされたときは、感動で胸が震えました。
気付いたら私も別のプログラム支援に挙手、
サインをしていました^^

SusanやRumiさまからお二人の率先した行動
を目の当たりにすることで多くの無形のgiftを
得ました。
今後は他の志ある方々に伝えていく役割を、
自分の出来る範囲で継続的に担う決意が固まった雨の夜でした。

いつも勇気を授けてくださって有難うございます。

■同感!

『だれだっていい面と悪い面、欠点と長所を兼ね備えている。

そしてどんな人にも、英語でいうCompassion、つまり本当に気の毒な他人を見れば、理屈ではなくなんとかしてあげたいと思いやる気持ちがDNAレベルで備わっていると信じています。


けれどそれは「欠如している」のではなく、「まだ潜在的なレベルに潜んでいるだけ」だと思います。』


全く同感です。

これからも応援してます!!

■教育は大切ですよね

私も本当にささやかですが、毎年ユニセフへの寄付と盲導犬協会への寄付、フェアトレード商品の購入を無理のない範囲でしています。
Rumiさんに比べたら本当にささやか過ぎてお恥ずかしい範囲ですが、Rumiさんのおっしゃることで私のようなレベルでもいいのだ・・・と思い新たにしています。
私も世界の女性に教育が必要だと強く願っています。
教育が行き届けば、今の世界が抱えている問題に変化が期待できるような気がするんです。
私もささやかながら自分のできる範囲で続けて行こうと思います。

いつも素敵なエピソードありがとうございます。

■やっぱり違う!RtR

 RtRも理解が広がってますね。
数ヶ月前、雑誌インタビューでRtRは、英語の書籍も提供しているが、教科書を現地の言葉に訳して提供していることもあると読んだ記憶があります。たしかジョンの著書ではその点に触れてなかったから最近、実現できたことかもしれませんね。その土地の母国語を守ろうとすることに感動しました。他の団体よりRtRの設立した学校は、地元の人に愛され、援助が終了しても続けられやすい理由が分かったような気がします。ジョンのCompassionとManagementのミックスって凄いと思います。

■自分に何ができるのか

自分が何をしたいのか、今考えています。

今まで吸収する事に精一杯で与える事に
欠けている人生を歩んできました。チャリ
ティーと聞いてもなかなか自分の世界には
響いて来ませんでした。でもルミさんと
いう方を偶然にも知る事ができて、何か
今までと違う感じでいろいろな物に心が
共鳴します。きっと自分の中での心の変化
とうまくタイミングが会った出会いだった
んでしょう。

学びたいと思っている子供達に、思いっ
きり学んでほしい。そう思います。自分
が与えてもらえた教育のチャンスを熱望
する子達にも経験してもらいたい。その子
達から未来のこの世界にかけがえの無い
人材が生まれるだろう事は明らかだから。
そうして彼らが今度はこの社会の改善に
貢献してくれるでしょう。

今まで眠っていた気持ちを引き出してく
れてありがとう。とても感謝しています。

■Rumiさんこんばんは♪^^

お写真に写っているRumiさんの満足気なお顔で…十分に理解できました。

百聞は一見にしかず…なんですね…(^-^)
お疲れである事も隠せないけど(笑 ^m^)
心が満たされているRumiさんの様子が、手に取るように解ります…そして、”R T R”のメンバーの皆さんも…☆

…よっし!私も頑張ります!!о(ж>▽<)y ☆

■写真

一番最初の写真の子供達の笑顔、とても素敵ですね。色々つらいことや悲しいことが多い世の中ですが、こういう素敵な笑顔を見ると疲れが吹き飛んでしまいます。

他の方も書かれてますけど、教育は大切ですよね。環境問題とかも、文字を読める人が増えて人々の意識が少しずつ変わっていけば、世界も少しずつ良くなるのかなと思ったりします。

相変わらずお忙しそうですが、ご自愛下さいね。大西洋の向こうから応援してます!

■おはようございます。

いつも興味深く読ませて頂いています。

Room to Readが紹介する途上国の子供たちの顔にははじけんばかりの明るさがあります。
それはジョンのポリシーであり、暗い顔、悲しみだけを引き出す写真は、その子供たちの尊厳のためにも決して紹介しません。
確かにアフリカなどの悲惨な状況をあまり赤裸々に写真で見せられると、Compassion以上に罪悪感、絶望感で圧倒され、却ってこちらの気持ちをも沈痛なものにし、行動力すら萎えてしまいます。

この一文・・の考え方は 1人でも多くの人の心に届くような気がします。テレビなどで悲惨な状況を目の当たりにすると 身動きが取れない感覚はそれだったのですね。
まずは自分の置かれた環境で出来ることをする
そういう気持ちになりました。
そして 子供達の尊厳・・
心に深く残りました。

今日もありがとうございました。


■無題

>1千万以下の年収の方なら、その1%でも・・・
これ、判っているけど難しいです。だいぶ前に読んだ哲学者Peter Singer氏のエッセーにも、「車を買う、インテリアを変える、千ドルのスーツを買うなどをやめれば5人の子供の命が救える。」とありました。主旨には賛同いたしますが無収入の主婦といたしましては大きく寄付をするのはかなりのとまどいがあることは否めません。と同時に、世界の貧困の解決への糸口となるべく、超微力ながらもお手伝いしたい気持ちも大いにあるのです。例えば、四川省の大地震やハリケーン・カトリーナのような大災害時の寄付;Room to Readのイベントに参加する;(Thomasさんのブログを拝見しました);そしてrumiさんの著書を買うことはもちろんのこと、などなどです。

■コメントありがとうございます

★Audreyさんへ
お目にかかれてうれしかったです^^
Audreyさんも支援の挙手をしてくださったんですね。ありがとうございます。
とてもうれしいです。
微力ですがこれからもがんばっていきたいと思います。
いつも、肝心な場面でAudreyさんに応援していただいていること、心からありがたく思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします^^

★ケイさんへ
ありがとうございます。
こちらこそ、ケイさん応援しています^^
これからもどうぞよろしくお願いします。

★iumiさんへ
お久しぶりです^^
コメントありがとうございます。
善意の気持ちを行動に移すのに、ささやか過ぎるということはないと思います^^
教育は本当に大切ですね。
いつもコメントでいただくはげましに感謝しています。

★アッコちゃんへ
こんにちは。
本当にみなさんのおかげでRtR広がっています。
ありがたいです。
今回のパーティでも現地語に1万冊の本を訳して出版し寄付するというプロジェクトも何人かの方に支援していただけることになりました。
学校もつくることは簡単でも問題はそのあとなのだそうです。予算が続かないのです。
その点、RtRでは労働力と土地は現地調達のジョイントプロジェクトなのでモチベーションが違うのです。
ジョンという人は本当にCompassionを行動に移す際の繊細さもすばらしいです。
コメントありがとうございます。

■無題

★ともみさんへ
ともみさん、いつもコメント本当にうれしく拝見しています。
やはり人間、笑顔やポジティブなものには、Compassionが自然と反応するのですね^^
今回のコメントはいつもにも増してうれしかったです。ありがとうございます。

★リバさんへ
はい、今回はかなり疲れましたが気持ちではこれ以上もない満足感を味わえました。
コメントありがとうございます^^

★robpapaさんへ
コメント本当にうれしいです。
robpapaさんにねぎらいの言葉をいただくと元気が出てきます^^
子供は本当に世界の財産だなぁと実感した瞬間でもありました。
robpapaさんもどうぞお体ご自愛くださいませ。

★raraさんへ
raraさん、共感してくださってうれしいです。
そうなんです。あまりに悲劇的な状況を見せられると身動きがとれなくなるのはわたしだけではないんですね。

コメントありがとうございます。
うれしいです^^

★サンフランさんへ
分かります。わたしも夫に比べたら収入は雲泥に違うのでおっしゃる意味分かります。
ですのでうちでは自然と分業として、チャリティはわたしが主に担当ということになって、わたしばかりいいところどりです。
やはり夫婦の理解のもと、ミッションとして取り組めるといいですね。

でも、どんと頑張りすぎてつづかないよりは細々でも続けるほうがいいと思います。
どんな善意にもささやかすぎるということはないとわたしは信じています。

こうしていろいろと考えてくださることに感謝です。

■無理なく少しずつでも

こんにちわ。

るみさんの本と出会って、半年近くたとうとしています。いつもいつも自分には何ができるだろう、何をしたいのか??などなど考えてばかりで、中々前へ進めずにいた私がるみさんの本を読んで ”あっ、自分なりに無理なく少しずつやっていけばいいだ!!”と考えられるようになってきて、そしてまた、今回のブログを拝見して改めてそう感じました。

まだまだ、ほんの少しずつしか行動できていない私ではありますが、これからも素敵な未来の地球を願って、そう信じて、無理なく一歩ずつでいいんだなと、そういう自分でいいんだ♪と今の自分の姿を認められたような気がします。

上記の写真のような、素敵なはじけんばかりの子供たちの笑顔を見ると、思わずこちらまで自然と笑顔になってしまってます^^
そんな笑顔を守って、広げていける一人になっていきたいです。


ありがとうございます。

■不要な本を送って学校を建てよう!!

こんにちは。
RtRでボランティアをやってる竹井です。

>継続できるレベルで少しだけ我慢し、がんばってみること。

まったく同感です!!

それで、RtRはブックオフとのコラボ企画で、不要な本を送るとその買取金額がRtRに寄付されるプログラムを開始しました。
ブックオフからのマッチングギフト付きです。
読み終わった本を送るだけなので、誰もが無理なく継続できるので、ぜひ多くの人に利用して欲しいです♪

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