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ドクターユキオフィストップ >> ようこそ! ドクターユキオフィスへ >>石井 貴士氏


ようこそ、ドクターユキオフィスへ!

今回のゲストは、ココロ・シンデレラ代表取締役の石井貴士さんです。石井さんは、起業家や起業志望者向けに「月50万円以上の収入があり、自由な時間を手に入れている状態」=「プチリタイヤ」を提唱している経営者。いったいプチリタイヤはどのようにして実現できるのか。プチリタイヤを目指したい人はもちろん、もっと頭を使ったビジネスをしたいという人必見のトークをお届けします。

PROFILE
石井 貴士
TAKASHI ISHII

 1973年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。長野県でテレビ局アナウンサーを5年間務めた後、退職して無職からスタート。
その後、世界1周旅行に出発し、27カ国を旅する。帰国後に日本メンタルヘルス協会で「心理カウンセラー資格」を取得。2003年3月28日、(有)ココロ・シンデレラを起業。2003年9月29日、メールマガジン「何もしないで月50万円!幸せにプチリタイアする方法」がまぐまぐの新着ランキングで1位を獲得。起業後1年以内に複数の収入の流れを作り出すことに成功し、その経験をもとに、プチリタイア・プロデューサーとして「幸せにプチリタイアする方法」を伝授している。
著書に、『何もしないで月50万円! 
幸せにプチリタイアする方法』『会社は絶対、やめていい!』など多数。

ココロ・シンデレラ ホームページ
http://www.1puti.com/
PROFILE
臼井 由妃
YUKI USU
I

1958年生まれ。東京都出身。東京家政学院短期大学家政学部卒業。株式会社健康プラザコーワ代表取締役。短大卒業後、さまざまな職種を経験し1991年、33歳で28才年上の夫と結婚。同年、病気を機に一線を退いた夫にかわり健康器具販売会社経営の道に。1995年に発明した男性機能補助用具「パワーリングネオ」は、2005年現在40万個を売る大ヒット商品に。1998年「健康医科学博士号」、ハワイアンカレッジより「名誉学術博士号」、2000年「経営学修士(MBA)」、2001年「理学博士号」を取得。平凡な主婦が社長に転身、5年で100億円企業に成長させる。現在、起業プランナー、経営コンサルタント、発明家、作家として活躍中。健康・美容・ダイエットの分野にも精通し、若い女性に多くのファンをもつ。全国で行われる講演は年間約100件にのぼり、官公署、地方自治体、学校法人、中小企業団体など幅広く行っている。2003年、日本テレビ系「マネーの虎」に出演。温かさと厳しさが備わったコメントにより人気を博す。「忙しい人の即効!勉強術」「Dr.ユキの楽学合格法―資格で億万長者になる」「金なしコネなし経験なし社長の超・経営術」等著書多数。


臼井「実は今日は、石井さんの事務所にお伺いしています。石井さんとは共通のお知り合いの誕生パーティでお会いしたんですよね。それ以前から石井さんの本も読ませていただいていたんですけど、正直なところ「何もしないで月50万なんて、ずいぶんうまいことやっている人だな」というのがあったんですよ(笑)。  
「何もしないで」という言葉にインパクトがあったんですけど、実際にお会いしたら「僕はあまり外に出ないでこもって仕事しているんですよ」と、自分のことを結構淡々と話されたんですよね。それを聞いて「この人、結構信用出来る人だな」と思った記憶があります。 」

石井「ありがとうございます。会うと全然イメージと違うって、よく言われるんですよね。
僕は臼井さんと何が違うかというと、あんまり人に会いに行かないんですよね。「作家は表に出ちゃいかん」「文章で勝負する」みたいなのがあって、僕としては有名な方に会いに行ったりしていなかったんです。本当に引っ込み思案で交友関係が狭いのに、臼井さんの交友録に出していただけて本当にうれしいです(笑)。」

臼井「石井さんは、そもそも「プチリタイヤ」という言葉を、どういう意図でお使いになったんでしょうか。」

石井「初めに本を出したときのプチリタイヤの定義は、「何もしないで月50万円以上の収入があって、自由な時間を手に入れている状態」ということでした。でも、本を出したあとに問題点もいろいろ出てきまして、「何をやってもいいのか」ということで、怪しい投資話やマルチ商法に手を出そうとする人がいたんです。「何もしない」=「悪いことをしてお金儲けをする」みたいに考える人が出てきたわけです。」

石井「 僕が言いたいのはそうじゃなくて、第一に「働きすぎはよくない」ということなんです。特に、ほとんどの起業家がおちいるのは、自分自身が働いてしまうということです。仕事ができるし、根が働き者だから、会社で自分が誰よりも仕事をしてしまうというわけです。
それを、なるべく人に任せたりして、自分が働かない状態を作りましょうということなんです。社長が働きすぎをやめることで、部下の能力が伸びるし、社長自身も外に出ることで人脈が広がるわけですから。」

石井「 そして第二に、知的労働をしましょうということです。たとえば、マージンビジネスであれば、50万円で受注した仕事を、40万円でほかの人にやってもらう。それを月に5回やれば、何もしないで月50万円になりますよね。  
何もしないで月50万円というのは、「何も考えないで」月に50万円とは違うんですよ。頭を使うことで生産性の高い人間になるというのが理想なんです。  
株式投資などは、ある程度ステージが上がった後にやってみてもいいと思いますが、その前に、自分の将来に投資することのほうが大切だと思うんです。株を投資することは、自分の成長にお金をかけるのではなくて、他者にお金をかけることですよね。でも、「他人の企業の10年後より、あなたの10年後の方がすごくないの?」と聞きたいんです。株式投資とか不動産投資とかに逃げるのではなくて、自分の将来性に投資をしてほしいと思いますね。 」

臼井「起業したい人、プチリタイヤしたい人からいろいろ相談を受けると思うんですけど、どんなお話をされているんですか。」

石井「実際にはいろんな方がいて、起業したいと強烈に思っているかというと、どうやらそうじゃないんですよ。起業したいというより「変わりたい」んですね。何か新しいことを始めれば自分が変わるんじゃないかという、人生を変えるための行動として起業ととらえていると思うんです。」
 
石井「 だから、僕は起業したいという人にはストレートに「本気で変わりたい?」って聞くんですよね。というのも、ほとんどの人はただ愚痴をこぼしたいんですよ。特に女性に多いんですけど、だれかに話を聞いてほしいだけのこともあるんです。ある女性が「会社をやめたいんですけど」と言って、男性が「じゃあ、やめればいいんじゃない」と言うと、「そういうことじゃなくて」という話になる。もっとも、女性は最初は話を聞いてほしいところから入るんですけど、決めたら本当に行動する人が多いのも事実ですね。 」


-ユキ’s eye-
石井さんがおっしゃるように、プチリタイヤを誤解している人も多いと思います。スケジュール帳を真っ黒にして、いかにも忙しそうにしている人が本当に働いているのかというと、働いているフリだけで、実は会社に貢献していなかったりもあります。また、一生懸命仕事するのはいいんですけど、せっかくの頭を使えないくらい追い込んでしまう部分がありますよね。石井さんの「何もしないで」ということを、もうちょっと深く自分なりに考えてもらうと、きっと働き方が変わってくるんじゃないかなと思いますね。






臼井「石井さんは、どのような経緯で会社を起業されたんでしょうか。」

石井「そもそも僕は、アナウンサーの逸見政孝さんから本当に大きな影響を受けたんです。逸見さんは、高校3年生で受験に失敗したときに、彼女に振られたことがあるそうなんです。相手の親に会いに行っても、「あなたは浪人生だから、うちの娘とは会わせられない」と言われて、門前払いをくらってしまう。それで、全然勉強ができなかったのに、一念発起するわけです。」

石井「 男ってバカみたいですけど、こういうことで頑張れるんですよ。逸見さんは、どうやったら彼女を見返せるかと考えて、安易なんですけどテレビに出ようと思うわけです。でも、役者は無理だし、歌も下手。アナウンサーならなんとかいけるんじゃないか、と。アナウンサーはテレビに出るし、野球部のマネージャとかもやっていたので、野球の実況ならできるかもしれないと考えたんです。」

石井「 それで1年間猛勉強をして早稲田大学に入って、アナウンス研究会で関西弁を克服したり、技術を磨いて、本当にフジテレビのアナウンサーになってしまった。そのストーリーが僕は大好きなんですね。僕も中学高校とモテない人生を送ってきて、「いつか見返してやる」と思って東大を目指したんですけど、結局駄目で慶応大学に入りました。ただ、逸見さんはずっと好きだったんですよね。」

石井「 僕が大学2年生のときに逸見さんが亡くなったんですけど、そのときに「俺、アナウンサーになろう」と出し抜けに思ってしまったんですね。それまで人前に出たこともなかったし、ほとんど人としゃべったこともなく、友達も少なかったのにもかかわらず、です。  
僕は受験勉強ばかりしていたので、テレビも見たことがなければラジオも聞いたことがない。アナウンサーになれるような要素はまったくなかったんですけど、ここからアナウンサーになれたら人を感動させることができるかもしれないと思いました。  
それで本当にアナウンサーになって、逸見さんみたいに多くの人を勇気づけたいという気持ちで番組を担当していたんですけど、やっているうちに2、3年でつらくなってきたんですね。これは逸見政孝とは違うな、と。どういうことかというと、彼は僕の中で偉大なカリスマだったので、彼のように人を勇気づけるに値しない人間じゃないかと思ったんですね。」

石井「 自分の成功経験は、大学に合格できたこととアナウンサーになれたことの2つしかない。でも、ある朝起きた瞬間にふと思ったんですよ。今の地位とか名誉を全部捨てて、無職からスタートして億万長者になったら、やっと人を勇気づけてもいい人間になれるんじゃないかって。それで本当に無職になって、ゼロからいろんな本を読んだり、ビジネスのセミナーに参加したりしました。ビデオやテープを借りたりして毎日のように聞いて、それで本当に起業したんですね。 」


-ユキ’s eye-
あえてゼロからスタートというのを実際にやってしまうのがすごいですね。逸見政孝さんというカリスマ一人から、それだけ影響を受けたということですよね。もちろん、今の石井さんを、学生時代の石井さんが逸見さんを見るような目線で見ている人もいると思います。その人たちが育っていくのは、すごいことだし、責任も重いと思いますね。






臼井「石井さん自身が逸見さんを目指してがんばってきた。だからこそ、最初の話ともつながってきますが、「何もしないで」を誤解されると困ってしまいますよね。」

石井「その通りなんです。自分の本を古書店で見たことがあるんですけど、中には赤ペンを引いている本もあるんです。それをよく見ると愕然とするんですけど、僕が言いたかったところと全然違うところに赤線が引いてあるんですよ。」

石井「たとえば、「何もしないで」「儲かった」「稼ぐ」というところだけに線が引いてある。それをみると、ビジネスの本質って伝わっていないのかもしれないのかなって思うんです。ただ、僕自身の理念は一貫しているんです。「ココロ・シンデレラ」という会社は、よく出会い系ですかと聞かれるんですけど、それは内面から人生を変えるというコンセプトでつけた名前なんです。」

石井「 僕はこのネーミングを、たまたま宝塚のシンデレラを見ているときに思いつきました。女性が宝塚のシンデレラに熱狂している。なんで熱狂しているのかを考えたときに、「みんないくつになっても変わりたいんだ」ってことに気づいたんです。  
僕もいくつになっても変わりたかったので、そんな生まれ変われるような事業を展開できればというのを強く思いまして。たとえば「プチリタイヤ」のように、お金と自由が手に入ったら人生が変わるんじゃないかとか、ソーシャルネットワークの「ココロ・プラネット」のように、いいことしか言わないということが当たり前になれば、そこで人生がどんどん変わるということにつながってくるんじゃないか、と。基本的に人生が変わるということが、根底にあるんです。」

石井「 とにかく、僕は人生が変わったということを、身をもって示し続けたいと思っているので、そこをきちんと伝えていきたいと思っていますね。 」

臼井「ココロ・プラネット」では人を誹謗中傷しないというのがユニークですよね。」

石井「ココロ・プラネット」というソーシャルネットワークは、ブログでもとにかく人の誹謗中傷いわない限りは何でもいいという感じにしているんです。というのも、僕は嫌なことを言うのが嫌いだったんですよ。  
特に会社にいるとだいたいの人が愚痴のオンパレードですよね。また、僕はテレビ局のアナウンサーだったので、デスクから嫌なニュース原稿が送られてくるわけですよ。「人が何人死亡した」とか「事故がありました」とか「汚職事件がありました」という具合に。3本ニュースがあって、全部嫌な内容だったりする。そして、こんな悪い人がいるというのを伝えてなぐさみにするというメディアの状況もすごく嫌だったんですね。そうではなくて、前向きな空間だけというのが世の中にあってもいいんじゃないかと思ったわけです。 」

-ユキ’s eye-
私自身も、書くことに対しては、魂を削って命を削って書いていますから、絶対これを伝えたいという思いなんですけど、ときには思惑と違うところに一人歩きしちゃうことってありますよね。 ただ、その中で石井さんが「人生を変える」というコンセプトを持続させているのは大切なことだと思います。 石井さん自身も「人生を変えられる」ことを示すために、変わり続ける必要があるということでしょうし、読者にもそこをきちんと理解してほしいということですね。






臼井「石井さんが、特に大きな影響を受けた本があれば教えてください。」

石井「アーニー・J・ゼリンスキーをご存じでしょうか。彼の本からは大きな影響を受けています。たとえば、もともと怠け者で田舎で4時間しか働いていなかった人がいて、そこに来たコンサルタントが、「おまえは都会で一生懸命働けば将来楽できるぞ」と言って、その人は都会で1日12時間働くようになった。そうしたら、30年くらいたって、田舎で1日4時間くらいしか働かなくてよくなった。こういう小話があります。」

石井「 じゃあ、はじめから田舎でよかったんじゃないか、というわけです。結局、お金だけを求めていても、お金がなくなったら、その人生はからっぽになってしまう。そうではなくて、自分の自由な時間を使って、自分の好きなことをすることが大切なんですね。  
ゼリンスキーの本には、頭を使ってビジネスをするということがいっぱい書いてあります。例えばサマセットモームは、1日3時間くらいしか仕事をしなかったのに、ベストセラーをいっぱい出して、島を買って暮らしたりしているんです。サンテグジュペリも有名な作家ですけど、有名な作品は「星の王子様」くらいしかない。でも、彼もいつもセスナに乗って遊んでいて、たまに文章を書くという生活をしていたそうです。  
つまり、頭を使うということに、時間を最も割いていかないといけないということをゼリンスキーからは学んだわけです。 」

臼井「私もぜひチェックして読んでみたいと思います。ところで、石井さんのマイブーム、最近凝っていることはありますか?」

石井「 今仕事じゃないことで一つだけやっていることは、スポーツクラブに通っていることですね。多いときは週に3、4回は行きます。そこは、何がすごいかというと、有名スポーツ選手のトレーナーをされていた方が開業されたクラブで、結構シークレットぽくて全然宣伝していないんですよ。だから、クラブに行くと、横に有名選手や芸能人が横で歩いている。それを見ると、俺もやらなきゃだめなんじゃないかとか思えてきますね(笑)
最初はダイエット目的だったんですけど、まだ3ヶ月目で1キロくらいしかやせていません。それ以上に、僕の中で「人の言いなりになって体を動かす時間」を作ってみようという気持ちが強いですね。 」

臼井「私も10年くらい前、都合7年くらい毎朝水泳をしていたことがあるんですよ。そのときは、ちょっと自分でもちょっと違った感性になってました。「スイミングハイ」みたいな感じで、泳いだあとって世界観が違うんですよね。今思うと、いい経験でしたね。そこから、ものの見方とか考え方が、し変わったような気がしています。石井さんのお話を聞いて、私もまたやらなきゃなと思えてきましたね。それでは最後に、今後のご予定などをお聞かせください。」


石井「 5月17日、18日に会員さん向けの無料講演会を行う予定です。今は会員さん向けの講演が多いんですけど、2008年10月以降は、「プチ引退」と呼んでいるですけど、会員だけでなく、どんな方でも参加できるような形にしていこうかなと思っています。プチリタイヤを始めてちょうど5年になるので、ハードルがなくても僕に会えるような形にしていきたいと思っているんです。ここでいろんな人に会っておきたいという思いが僕の中にもありますし、ね。」

-ユキ’s eye-
今回石井さんとお会いして、やはりきちんと物事を考えられている方なんだなという感想を新たにしました。読者のみなさんも、実際にお会いすると石井さんの良さがわかると思います。  
石井さんご自身も、これからいろんな人と会いたいとおっしゃっているので、これから変わっていく石井さんが楽しみですね。私も、経営者になって5年くらいは人に会うのを避けていたんですけど、あるときいい意味で開き直ったら人に会うのが怖くなくなって仕事も変わってきました。いろんな人と会うとそこで化学反応が起きて、執筆のお仕事やコンサルのお仕事に役に立つと思います。石井さんの新しい展開に期待しています。ありがとうございました。









-ユキの編集後記-
今回石井さんとお会いして、やはりきちんと物事を考えられている方なんだなという感想を新たにしました。読者のみなさんも、実際にお会いすると石井さんの良さがわかると思います。
石井さんご自身も、これからいろんな人と会いたいとおっしゃっているので、これから変わっていく石井さんが楽しみですね。私も、経営者になって5年くらいは人に会うのを避けていたんですけど、あるときいい意味で開き直ったら人に会うのが怖くなくなって仕事も変わってきました。いろんな人と会うとそこで化学反応が起きて、執筆のお仕事やコンサルのお仕事に役に立つと思います。石井さんの新しい展開に期待しています。ありがとうございました。






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