岡山放送局

2008年6月2日 20時40分更新

「クールビズ」始まる

地球温暖化を防ぐため、冷房の温度を高く設定して軽装で仕事をする「クールビズ」の取り組みがことしも、2日から県庁などで始まりました。
県では6月から9月までをクールビズの期間とし、県庁内の冷房の温度を原則として28度に設定しています。

これにともなって2日から職員は一斉に軽装となり、ネクタイをせず、ワイシャツ姿で仕事に励む姿が見られました。

このうち税務課の男性職員は「冷房の温度が高いのでちょっと暑く感じることもありますが、軽装でなんとか乗りきりたいと思います」と話していました。

いっぽうJR岡山駅につながる地下街では2日朝、7時半すぎから県の職員10人ほどが出て通勤客にうちわを配ってクールビスを呼びかけました。

2日朝の岡山市は小雨が降って比較的涼しくネクタイをしている人が多く見られましたが、通勤客たちは「冷房は28度に」と書かれたうちわを受け取り足早に職場へと向かっていました。

ネクタイをした会社員の男性は「仕事が営業なのでネクタイをはずせませんが、本当ははずしたいですね」と話していました。

またネクタイをしていない男性は「5月からすでにネクタイをはずしていました。ネクタイをはずすことにもう抵抗はなくなりました」と話していました。