『ディスカバリー』、ISS(国際共同宇宙ステーション)とドッキング成功
2008. 6/3
ー日本製の『宇宙船内実験室』取り付けへー
[ISSとのドッキング開始前の"ディスカバリー"操縦室。左端はマーク・ケリー船長/写真提供:NASA TV]
[地球周回軌道に到達後船内で記念撮影に応じる"ディスカバリー"の乗組員/写真提供:NASA TV]
[ワシントン発6月2日 =デービッド・ハルスタム]日本製の宇宙実験室等を搭載したNASA(米航空宇宙局)のスペース・シャトル『ディスカバリー』が周回軌道上の『ISS(国際共同宇宙ステーション)』とのドッキングに成功した。NASAの発表だとドッキングの時刻は6月2日午後1時54分(米東部夏時間)。ドッキングの1時間前、『ディスカバリー』のマーク・ケリー船長とケネス・ハム操縦士は同船の船体表面の耐熱シールドの異常発生の有無について『ISS』の乗組員が点検、写真撮影が可能なように超接近飛行操作をした。両宇宙船間の気圧調整を終えた後、ハッチが開かれ乗員同士が宇宙空間での再会を喜ぶ。