小生は、ずっと、「そういえば、なぜこれほどまでに日本社会そして多数派日本人に対して嫌悪感を抱くような状況であったのであろう?」と漠然な状況にありました。 確かに、小生は今でも日本社会に対して激しい嫌悪感を感じますし、今現在外国在住でありまして、スコットランドという在英日本人の非常に少ない地方にいることに、落ち着いた生活を送っております。 そうそう、よく日本の外にて、「具体的に日本社会のどこが嫌いなの?」と質問されますが、ただ単に小生が日本社会で受けてきた辛い思い出だけでは説明がつかず、その社会の諸悪の根源の正体ってどのように説明したらいいか、十分に検討がつかない状態でした。
そこで、最近知り合いました、博識なKaetzchen様のブログにて、目から鱗な文章を発見いたしました。 なるほど!っと思わせるような、実に鮮明な諸悪の根源の具体的な姿を明示されております。 それが、まさに、「日本アイデオロギー」と呼ばれるものなのです!
以下、 『Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen』引用:
「怖い」・「日本イデオロギー」
前日の記事で「日本イデオロギー」の恐ろしさを突いたけど,モンゴル人の朝青龍がこれまで浴びてきたストレスは大変なモノだったと確信する.そして,日本の相撲界が勝負事=チャンピオンシップを無視した,形式的な神事になって,弱いモノいじめの巣窟になっていることに,連続して優勝できなくなった朝青龍には耐えきれなくなったのだ.保坂展人氏 が訴えてきた「いじめの構造」こそ,実は「日本イデオロギー」の本質ではないかと,子供の頃からいじめられ続けてきた私も思う.
相撲界で立て続けに起こるいじめ・自殺こそ,実は日本相撲協会そのものの腐敗した姿なのだ.もっとも,ゲイのレスリングに過ぎないさ,と言ってしまえばおしまいだが…….太った子供に「相撲取りになれ」と汚い言葉を投げ付けるような日本人 (こんな最低な奴は死刑にすべき!) がいなくならない限り,心の病気で消えていく「スモウ・レスラー」はこれからも出てくるであろう.
# 一部のサイトでは「仮病」だなどと書いている.何と「弱者」に厳しい国だ! 外国人の横綱が不調になったのがそんなにうれしいのか!
(私のコメント)
なるほど、まさにそのとおりだと思うことばかりです! 特に、「 太った子供に「相撲取りになれ」と汚い言葉を投げ付けるような日本人 (こんな最低な奴は死刑にすべき!) がいなくならない限り」の件については、ついつい頭を立てに振るばかりでした。 そりゃ、確かに外国でもいじめなるものは存在するが、日本のものほど、陰湿で長続きし、そして個人の人格攻撃にまで発展するようなことはそうそう無い。 日本において、起こることは、こうやって、個人抽象やハラスメントに発展しているのである!
これは、冗談や子供の喧嘩では済まされません! 特に欧米では、日本において子供と大人の双方で行われているような虐めであれば、 法に触れることも、社会の規範から外れることも充分にありえるのです! たとえば、パブリック(公共)においては、その個人の自由権利を最大限に尊重する代わりに相手の自由権利をも尊重する姿勢を示さなければならない、というロジックが成り立っています。 ですから、その個人の体系や生い立ちについて、プライベートにどう思おうが勝手ではあるが、パブリックにおいては社会混乱を避けるために公平性を保とうとするのです。
また、この件についても、Kaetzchen様のブログにて述べられていましたが、日本人の多数派は自分の立場におけるストレスを弱いものへの八つ当たりにより鬱憤晴らすような性格が根強いことです。 これは、支那(中国)および朝鮮半島でも顕著な性格ですが、日本において、虐めの実態や、自己主張を拒む姿勢は、その悪癖をさらに助長しているようです。 自己主張が認められず「臭いものには蓋をする」社会において、物事の根本が解決されず野放しにされる性格、まさに愚の骨頂です!
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中国や朝鮮の場合,大陸にいるため,他の大国からの影響や少数民族からの影響もあり,ある程度のパブリックの形成などがされやすいのですけど,日本の場合は島国で孤立していたため,「日本イデオロギー」以外の価値観が育たなかったという側面があるでしょう.
「明治維新」の際の「吉田松陰イデオロギー」がその最たるものでしょうね.伊藤博文などは京都御所の蛤御門に大砲を撃った「非国民」なのに,要領よく出世して総理大臣になり,秀吉と同様朝鮮半島を占領し,朝鮮人に暗殺されています.暗殺者は暗殺者によって殺される,それが大陸の論理なのです.
英国は実は社会人類学のメッカ.私も学生時代によく読みましたけど,ペリカンで入門書を漁ってみられると良いかも知れません.
英国は本当に社会人類学の宝庫ですよ。 たから、カレッジ(英国の場合は予備校+短大+専門学校のようなもの)時代は社会学にだいぶのめりこみました。 しかし、小生の入った大学の社会学部の偏狭ぶりに失望して、結局、社会学は趣味にとどめておきました。 まぁ、もとから経済と数学に専攻を絞ることが本望でしたんで、あまり気にしていませんが、最近は社会学はだいぶご無沙汰になってしまったために、どうもあんまり知識人の名前は知らないですねぇ。 時間があれば、社会学分野も読み漁ってみたいですが、どうも社会学ほどこれぞというような内容を見つけるのが難しいですねぇ。 やはり公的部門経済学の一環として読んでいる社会経済学の書物なんかは、常に実利的な視点にたっていますので読み応えは充分にありますが。
日本が島国であって、他国との文化的交わりが欠陥していたから、日本アイデオロジーなる卑屈な精神文化が育ってしまったことには、納得いたします。 本当にkaetzchen様にはいろいろとご教授いただきまして、非常にうれしく思います。
伊藤博文が朝鮮占領(だか支配)とは…?
ふむむ、不思議な表現であることだよなぁ…
大韓帝国の皇帝・高宗 (1863-1907) は抗日運動を励まし,アメリカへ親書を送り,オランダのハーグで開かれた万国平和会議に特使を派遣して,日本が強要した乙巳条約(日本名保護条約, 1905.11)が無効であることを宣言.(1907)
総監伊藤博文は,この高宗の行為に憤激し,高宗を脅迫して退位させ(1907),幼い純宗を即位させた.純宗は自ら「併合条約」の文書に国王の公的印章である玉爾を押さず,彼は1926年,死を目前にしてこの事実を告白した.
と,なれば,義兵闘争の一環として,青年志士安重根がハルビンで伊藤博文を射殺したことはテロにはならないことは明白ですね.これは抗日救国戦争なのです.外国人とつきあったことがない人とは,関わりたくないですね(笑)
Polanyi, Karl
1944 The Great Transformation. New York: Rinehart.
とか
Polanyi, Karl, C. Arensberg and H. Pearson (eds.)
1957 Trade and Markets in the Early Empires. Glencoe, III.: The Free Press.
Wittfogel, Karl A
1931 Wirtschaft und Gesellschaft Chinas. Leipzig : C.L.Hirschfeld. (英語版は分かりません,ごめんなさい)
今日,立て続けに書いたコメントの参考文献は以上の3冊です.
これまた、不思議な表現であることだよなぁ…
個人が支配した…?
分かりませんなぁ…言葉のあやってのかな?
ま、表現の問題なんだろうと推察。
秀吉が朝鮮半島を最大時にはほぼ全域を軍事占領したおかげで,野蛮な日本侍はやりたい放題.由緒ある寺や門には火を放つわ,古墳は盗掘するわ,メチャクチャをしてくれました.
あえて申し上げますが,私は室町時代に天皇家へ拉致された帰化人です.本家の蔵には日本に上陸した時からの系図や日記などが全て収まっています.つまり,半分朝鮮人なのです.だからこそ,日本人が朝鮮半島を目茶苦茶にしたのが口惜しい.しかも,当時の最新式の武器にはうちの祖先が献上したものもあると言う.その武器のおかげで多くの文化遺産が破壊されたという皮肉を理解できますか? 私の祖先は自らの祖国を軍事力で破壊してしまったのです.関西にはそういう家系の人がたくさんいます.あまり日本人の優秀性などという馬鹿げた神話に凝り固まっていると,何をされても知りませんよ.
# ちなみに,レンさんの IP アドレスやプロクシサーバのアドレスは既に取得ずみです.今度変なことを書いたら,何をするか分かりませんよ.(警察の了承ずみ)
とにかくkaetzchen様には毎度ながらご教授いただいていることには大変感謝しております。^^
ただ、現代ですから日本がお嫌ならあちらへ帰化して、先祖の国に尽くす手もあるかと思います、はい。
警察ねぇ…ユニークだなぁ、考えが…
あ、恩義氏すまん、穏便だったね。
# ちなみに解同とは自民党系の「部落」団体で,非常にヤクザが多く,野中とつるんで京都の土建工事を全て独り占めにしていたろくでもない連中.74年の兵庫県の「野鹿高校事件」で検索すれば,実態が分かるでしょう.
要するに,かつて熊襲たちに征服されたはずのレンさんも,故郷の百済や新羅に帰るべきなんじゃないでしょうかねぇ(笑) この自己矛盾がわかりますか?
# 恩義さんへ.これでもかなり穏便に書いてます.差別問題をもろに動かすような発言はむしろ削除するべきでしょう.レンさんのも恩義さんのもこれも含めて.
>私は室町時代に天皇家へ拉致された帰化>人です.本家の蔵には日本に上陸した時>からの系図や日記などが全て収まってい>ます.
自分のブログでは、
>ルーツは恐らく百済から大和朝廷によっ>て拉致されてきた帰化人であることは,>亡き祖父の実家(関西地方)の土蔵で見つ>けた古文書(系図)によってはっきり分か>っている。
時代が違いすぎます。こちらが嘘か両方嘘かですね。系図があっても間違えるのは普通はないのですが体調がお悪いのでしょうか。
野鹿高校事件は八鹿高校事件の間違いです。これはどんな打ち間違いをしたのでしょうか。