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【社会】

近鉄の踏切で列車と車衝突 三重・松阪で男性けが

2008年6月2日 朝刊

列車と衝突して駅舎に突っ込んだ乗用車=1日午後7時30分、三重県松阪市久米町の近鉄松ケ崎駅で

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 1日午後4時40分ごろ、三重県松阪市久米町の近鉄山田線松ケ崎駅に隣接する踏切で、賢島発白塚行き普通電車と乗用車が衝突。乗用車の同市塚本町、会社員藤村務さん(37)が右肩打撲の軽傷を負った。

 松阪署などの調べでは、藤村さんの乗用車が踏切手前で一時停止していたが、何らかの理由で進入したらしい。衝突の弾みで車は駅舎の鉄柵をなぎ倒した。乗客や駅利用客にけがはなかった。

 同線は約3時間半にわたって上下線とも運転を見合わせ、大阪線の伊勢中川駅−名張駅間も運休や遅れが出て、名古屋駅−鳥羽駅間をJRやバスで振り替え輸送するなど約1万3000人に影響が出た。

 

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