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メキシコ五輪で銅メダル監督に 元サッカー協会会長の長沼健氏が死去

2008.6.2 19:26
77歳で死去した長沼健氏77歳で死去した長沼健氏

 サッカーの日本代表を監督として1968年メキシコ五輪の銅メダルに導き、日本サッカー協会会長時代にはワールドカップ(W杯)日本招致とW杯初出場を果たした長沼健氏が2日、肺炎のため死去した。77歳。自宅は東京都渋谷区上原3ノ43ノ4ノ202。

 広島市出身。関西学院大、中央大を経て55年から実業団サッカーの古河電工(現Jリーグ・ジェフ千葉)入り。日本代表には中大時代から選ばれ、日本がW杯予選に初参加したスイス大会予選、51年の日韓戦に出場し、唯一のゴールを決めた。32歳で日本代表監督に抜てきされ、64年東京五輪で8強入り。68年メキシコ五輪では銅メダルに導いた。

 その後、日本体育協会副会長を務めたまま、94年に日本サッカー協会会長に就任し、2002年W杯の日本招致に尽力した。W杯は日韓共催となったが、在任中に日本代表は98年W杯フランス大会に初出場した。

川淵三郎・日本サッカー協会会長の話「急な知らせにショックを受けている。Jリーグ創設の際、全面的に支援していただき、それが今日のJリーグの成功につながった。2002年のW杯招致活動では、地球を何周もするほど精力的に活動され、それがW杯開催と成功に至ったと思う」

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77歳で死去した長沼健氏
メキシコ五輪では監督として銅メダルに輝いた長沼健日本サッカー協会元会長
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