元日本サッカー協会会長で日本体育協会副会長などを歴任した長沼健氏が死去したことが2日、分かった。日本協会関係者が明らかにした。77歳だった。
長沼氏は昭和5年、広島市生まれ。関西学院大、古河電工でプレーした後、メルボルン五輪では日本代表として出場し活躍した。東京、メキシコ両五輪で代表監督を務め、とくにメキシコ五輪では日本を初のメダル(銅メダル)に導いた。
平成6年から10年まで日本協会会長を務め、在任中、平成14年のワールドカップ(W杯)日韓大会共同開催が決まった。
現在は日本サッカー協会最高顧問のほか、日本フットサル連盟名誉会長などを務める。