中国が台湾攻撃用ミサイル削減へ、時期や数は明示せず=台湾・国民党

2008年 06月 2日 14:21 JST
 
記事を印刷する |

 [台北 2日 ロイター] 台湾の与党・国民党は2日、中国の指導部が台湾に照準を定めたミサイルの数を削減する意向を示したと明らかにした。

 台湾の2008年国防報告によると、中国は合計1300発の巡航ミサイルと短距離弾道ミサイルを台湾に向けて配備している。

 国民党の呉伯雄・主席は前週、北京で温家宝・首相を含む中国の最高指導部と会談した。国民党のスポークスマンや台湾のメディアによると、ミサイルについて質問した主席に対し、中国側は段階的削減を前にミサイルの配備を停止すると述べたという。

 同スポークスマンは「友好的な行動だ」とした上で、中国は時期や削減数については言及しなかったと述べた。

 
Photo

編集長のおすすめ

Photo

星出さん搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー」が打ち上げに成功。 
スライドショーを見る 

ロイターオンライン調査

Photo
防災グッズ・非常食を買った
会社からの帰宅ルートを確認した
家族と避難場所を確認した
その他の対策をとった
何もしていない