ニュースリリース　 2008年度

２００８年６月２日

記者各位

　当社（社長：西尾　進路）は、本年度より「災害対応型発電ＫＨＰ」^※１の販売を開始し、６月１日に新設オープンしたＥＮＥＯＳの「セルフ都留東桂サービスステーション」（特約店：登り坂石油株式会社（社長：渡邉良孝））に初めて採用されましたのでお知らせいたします。

　当社は、２００７年１１月から本年３月までの間、ＥＮＥＯＳサービスステーション３カ所において「災害対応型発電ＫＨＰ」のモニター運転を行ってきましたが、機器の信頼性、操作性などについて良好な結果が確認されたことから、本年４月より本格販売を開始しました。

　今後、ＥＮＥＯＳサービスステーションなど業務用途向けに、積極的に災害対応型発電ＫＨＰを販売してまいります。

１．「災害対応型発電ＫＨＰ」について
（１）商品概要　
　　①馬力・仕様：８馬力、１０馬力（それぞれ、標準仕様の他に寒冷地仕様あり）
　　②価格　　 　：８馬力・標準仕様メーカー希望小売価格（4,670千円（税込））
　　③製造元　　：株式会社デンソー

（２）特徴
①通常時は、灯油を燃料とする空調運転。
②停電時には空調機能を停止し、発電機として稼動させることで、計５．５ｋＷ（計量機用４ｋＷ、照明等１．５ｋＷ）の電力を供給。（ＳＳのニーズに応じて、計量機、看板、照明、情報機器等に使用することができ、万が一の停電時でもＳＳの営業が可能。）
③災害時に地域社会に貢献できる為、ＳＳに災害対応型発電ＫＨＰを設置する場合には、室外機等導入設備の一部において国の補助金制度「災害対応型給油所普及事業※２」が活用できる。

（３）販売形態
　　当面は、サービスステーション用として販売し、来年度以降業務用途向けに販売する予定。

２．「セルフ都留東桂ＳＳ」の概要
（１）運営会社：登り坂石油株式会社
（２）所 在 地：山梨県都留市桂町６９６

^{※1：「Ｋｅｒｏｓｅｎｅ　Ｈｅａｔ　Ｐｕｍｐ」の略。灯油を燃料とする空調設備。
※2：災害時においても石油製品を安定的に供給することを目的として、給油所に自家発電設備または貯水設備を設置する際に、その費用の２分の１または３分の２を国が補助する支援事業。（申請窓口：全国石油商業組合連合会）}

以　上

別添資料

災害対応型発電ＫＨＰの商品概要およびＳＳでの使用イメージ(159.6KB)