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私は一貫して「言葉狩り」の問題、表現の自由・学問の自由の問題として捉えていましたが、日本史アーカイブズのメンバーの中で、問題をそのように捉えた人はいませんでしたね。
もっとも、去年の11月に細川氏が「会長」になった後、複数のメンバーが脱退し、既に団体と呼べるほどの人数でもなかったのが実態でしたが。
また、こちらを見ていた人の多くも、私がずいぶん大袈裟な物言いをしているように感じていたようですね。
今回の騒動が起こる以前、私はふえだ氏と何度か会ったことがあります。
ふえだ氏は非常に恵まれた学問的環境に身を置き、教育に携わっている人でもあります。
しかし、今回のふえだ氏の行動は、そのような恵まれた立場にいるふえだ氏が、およそ学問的環境とは程遠い場所でコツコツ勉強している私の学問の自由を圧殺しようとしたもので、研究者としても、また教育者としても、本当に許し難い行為ですね。
いろいろ考えましたが、内部で問題を抱えていたとはいえ、少なくともこの時期に存続すべきか否かの決断を迫られていた訳ではない団体が消滅したことをふまえると、単なる掲示板トラブルとして放置できる問題ではないので、私はふえだ氏が所属する大学の学長と学部長に対して、今回の掲示板でのやりとりについて意見を求めることにします。
どのような回答が来るかは分かりませんが、学問の自由を守るべき責任を負う立場にいる人からの回答をもらって、今回の問題の一応の決着としたいと思います。
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