サブカテゴリー

大丈夫?奈良、今度は「まんとくん」

 奈良県で2010年に開かれる「平城遷都1300年祭」のマスコットとして、市民団体が公募していた“民間キャラクター”に2日、ずんどうのシカがマントを羽織った「まんとくん」が選ばれた。

 一部に不評だった主催協会の公式キャラ「せんとくん」に対抗し、デザイナーなどでつくる「クリエイターズ会議・大和」が619点の応募から独自に選んだ。

 まんとくんがかぶるのは平城宮の朱雀門をデザインした帽子。マントには四季折々の模様があしらわれる予定だ。名前には「万人の知恵」「万葉人」などの意味が込められているという。

 同会議は「商店街のシャッターに描いてもらうなどして遷都祭を盛り上げたい」とする一方、「関係者だけで決めた公式キャラと違い、みんなの気持ちがこもっている」と胸を張っている。

 応募を30点に絞り込み、ホームページと街頭で人気投票。埼玉県のデザイナーの作品が、5万3000票のうち5000票余りを集めトップとなった。

[ 2008年06月02日 17:06 ]

ニュース

クイックアクセス
スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲