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国内マネー、定期預金へ 4月残高5.5%増、投信などから流入

 家計や企業が普通預金や投資信託などから定期預金に資金を移す動きが鮮明になっている。日銀のまとめによると、4月の定期性預金残高は327兆円(速報値)と前年同月比5.5%増えた。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が表面化した昨夏以降、金融・証券市場が不安定になったこともあり、投資信託への資金流入は細っている。投資資金を一時的に滞留させる受け皿となる普通預金なども減少している。

 家計や企業が保有する定期性預金(定期預金や定期積金など)の月中平均残高は2007年8月に、要求払い預金(普通預金や当座預金などの合計)の残高を約2年ぶりに上回った。株価下落などを背景に、安定的に資金を運用できる定期預金が見直されているようだ。(07:02)

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