2008-05-31 「春香に手出したらまずいよな」「夏奈や千秋は犯罪だバカ野郎」
そろそろ武蔵小杉のラーメン二郎のヤバさについて一言言っとくか
マッチョ飲み会(ヤなネーミングだな)は現在10名の方から参加表明をいただいております。吉田氏は12人部屋で仮予約しなおしたとのことです。ドタキャンなきよう、とおっしゃっていました。
メンヘル時代はぼく自身がしばしばドタキャンしていたからなあ。前触れもなくベッドから動けなくなるのです、あれは。社会生活がまともに送れなくなるんですね(だからメンヘルなんですけれども)。
健康体になってよかったと思えるのは、いきなり動けなくなる心配がほとんどなくなった(もちろん健常者にも不慮のアクシデントは常に起こり得ますが)ことで、こういう催し物に積極的に出られるようになったことですね。
さて、「マッチョと飲みませんか? 割り勘で。」にこんなブコめ! が。
2008年05月30日 kskmeuk kskmeuk はてな 武蔵小杉二郎のヤバさはただごとではない。まじで。やる気皆無に見えるギャル男。店はゴキブリがでないほうが不思議な店内。まさにマッチョのための二郎。
爆笑した。ていうかマジでそのとおりなので、ぼくも一筆書いておきたい。
なんというか、のっけからアンフレンドリーだ。2月のある火曜日に花見川氏id:ch1248らとともに二郎オフをやったとき、ぼくが休店日を間違えていたばっかりに行ってみたら閉まっていたということがあったが(その節は大変申し訳ありませんでした)シャッターの下りた武蔵小杉二郎はぶっちゃけ潰れているようにしか見えなかった。
店内も大問題である。数あるラーメン二郎だが、世間に流布している虎の穴かミニチュアサザンクロスシティかというイメージとは裏腹に、けっこう内装は綺麗な店が多い。白いアクリル塗装のカウンターだったり照明がけっこう明るかったり。池袋や歌舞伎町の二郎はそこらの流行りのラーメン屋と大して変わらない、いっそモダーンな店舗である。
食券制はどこでも共通で、基本的にどの店でもあの独特のトッピングの注文方法についてちゃんと説明書きがなされている。ニンニク・野菜・アブラ・辛めの基本四種+α。客の頼み方はどこでもやたら堂に入ってるんだけどさ。「野菜増し増しアブラ辛め」って、なんだか「我は放つ光の白刃」みたいに唱えたり。
武蔵小杉二郎は店内が薄暗い。しかも木製。なんていうか、木でできてる。ぼくはラゾーナのたっかい美容院に行ってきたばっかりのくせに、いまだに川崎は労務者の町、KJC(カワサキ・ジャージ・シティ)というひどい印象が抜けきれていないのだが、ここの内観はまさにそんな雰囲気だ。そういえば他店に比べて安めだし(ラーメン小550円)。
そして、説明書きが一切ない! はじめて来た客があの「やる気皆無に見えるギャル男」からぶっきらぼうに「ニンニク入れますか?」と訊かれても、何言われているか理解できないだろう。そして周囲の、なんだか一癖も二癖もありそうな客どもがよどみなく呪文を唱えているのを見て、ここはなんだと畏怖するに違いあるまい。最初からマニア向けにチューンされているのだ。ぼくは初回、あらかじめインターネットで予習して行ったけど。
「やる気皆無に見えるギャル男」とb:id:kskmeuk氏はお書きになって、ぼくはそこを引用してはて☆すたを付けまくった。いやホントにそうなんだよ。黒髪ヒゲで頭にバンダナっぽく手ぬぐい巻いた兄ちゃん二人が基本メンバー。ヒョロい客が大盛の食券を出した日にゃあ「大盛食べたことあります?(ぼくの食べている小豚Tを指して)これの2杯分ですよ?」といきなりケンカ腰、たいていの新顔はそれでビビって「じゃ、じゃあ普通盛で……」となる。客商売じゃねえよこれ。
ちなみにそのときぼくが食べようとしていた小豚Tニンニク増し辛めが、先日アップしたこれだ。
ご覧のとおり、カウンターに置かれた時点でダラダラと二郎汁(なんかスープと呼びたくない)が器を伝ってこぼれている。次の写真は意を決して丼を抱え、テーブルに下ろしたあとに撮ったものだが、そこへ到るまでに指をやけどしかけて俺涙目だったのは容易にご想像いただけるだろう。
ちなみに2ヶ月くらい前に行ったときは珍しくおばちゃん店員がいたのだが、彼女がカウンターに置いた小豚Wはこれ以上の惨状で、どうしたものかと見守っていたらこぼれた二郎汁がカウンターから溢れてテーブルにボタボタと滴りはじめた。どうすんだよこれ! と内心叫びつつ決死の思いで手を伸ばしたのも今ではいい思い出だ。あの時は映画『連合艦隊』の最後のほうで、焼けついたバルブを必死で閉めて開けてそのまま息絶える兵曹長(演ずるは財津一郎)の心境だったよ。
そしてカウンターの上には濡れ雑巾が無造作に置かれている。二郎汁を拭こうとして手に取ると、思いっきり脂の手触りで怖気がする。こんな店に衛生観念を問うこと自体が無意味だ。
さて、上記の写真は小豚Tである。ラーメン小(いわゆる普通盛。ちなみに麺は長崎ちゃんぽんより二周りは太い)に、追加メニューの焼豚を3倍量ぶちこんだものだ。焼豚つっても、肉の塊が浮き沈みしてるんだけどさ。全部集めたらまんが肉できるんじゃねーかっていうくらいの。いやそれ自体は二郎共通のノリなんだが、なんつーかここは盛りつけからして暴力的だ。他店と見比べていただきたい。
蒲田ラーメン大(系列店。詳しくは花見川氏かヘボメガネ氏id:hebomeganeにでも訊いてください) 大盛焼豚ニンニクカラカラ
これらはわりとカジュアルめな二郎の大盛なのだが、恐ろしいことに武蔵小杉の小はほぼこれくらいの分量である。なお、見た目からして原始宗教の儀式を連想させるラーメン大、意外なことに美味い。ちゃんとラーメンの味がする(それが褒め言葉になるのが二郎の恐ろしいところだ)。
では武蔵小杉二郎の大盛は? かくのごとしである。先述した店内の暗さのおかげでなんだかいい写真になってしまっている、が!
これが大盛のノーマルだ。花見川氏やヘボ氏から聞いた話では、北品川の二郎で大盛野菜増しを頼むと別の丼に野菜が盛られて出てきたそうだが、たぶんここでもそういうルールなのだろう。なおこれを食しているのは同行したKAOLUid:K_NATSUBAで、麺がグダグダに煮崩れてほとんど固形物の体をなしておらず、食べられたものではなかったと現在に到るもぼくに抗議してくる。実際金本アニキを目指す偉丈夫の彼が、このときばかりは完食を断念してしまった。ぼくが食べる限りにおいて今までそういうことはないので、不幸な事故だったのだと思いたいが……まあ武蔵小杉二郎だし何が起こっても不思議はない。
食べ終わったり食べ終わらなかったりした客は、器を上げてそそくさと退出しなければならない。二郎はあくまで食事処であり、悠長にくっ喋っている場合ではないのである。それ自体は常にひとの並ぶ二郎の基本ルールなのだけど、なんだかこの店の場合大きくて太いモノで腹の中をかき回された挙げ句放り捨てられるという趣だ。なんとなく服の襟元を握りしめ、涙目になって小走りに店を出たくなる。……すまん自分でもキモい。
そういう、実にモヒカンというかマッチョな二郎なのである。二郎へ行ってみようかという女性を最近よく見かけるし、じゃあオフ会で二郎行きましょうなどとぼくもtwitterで声をかけたりしているのだが、武蔵小杉二郎にだけは連れて行けない。いやオフ会自体今まで実現していないんだけど。
./ ;ヽ
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l l''|~___;;、_y__ lミ;l <いいぞ ベイべー!
゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | 来店する奴はジロリアンだ!!
,r''i ヽ, '~rーj`c=/ 大野菜増し頼む奴はよく訓練されたジロリアンだ!!
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/ ゙ヽ  ̄、::::: ゙l, ホント 武蔵小杉二郎は地獄だぜ! フゥハハハーハァー
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l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
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そしてもちろん、こんな武蔵小杉二郎は最高なのである。
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