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2006年05月31日

「Web2.0への道」


Web2.0への道Impress Mook
Web2.0への道Impress Mook


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【はじめに】

◆おはようございます。

いよいよ5月も最終日ということで、明日からノンビリさせてもらう予定のsmoothデス。

ハッ、先送りしている仕事があったか(涙)

_| ̄|○ モウダメポ

◆ところで、昨夜のライブドアブログ、ちょっとおかしくなかったですか?

自分のブログの最新記事が表示されなかったり、また、アクセスに異様に時間がかかったり。

おかげで、レスが返せませんでした。

今しばらくお待ち下さいマセ。


◆さて。

今日ご紹介するのは、先日の記事で、「アマゾンアタックかけた」と言っていたこの1冊。

画像で見た感じでは薄い本かと思いきや、えらく分厚くてビックリ(笑)!

しかも大きさは図解本と同じサイズという(汗)。


【気になった点など】

◆えー、買うまで知らなかった(笑)のですが、この本は、先ごろ休刊になった雑誌『インターネットマガジン』の2005年8月号から、2006年4月号の中で、Web 2.0に関する特集をピックアップし、再編集したものです。

ですから、毎号この雑誌を買っていた中里さんのような方は、特に買う必要はありません(笑)。


◆中身についても、アマゾンの目次にそこそこ書いてあるものの、気になる方のために(笑)、過去の『インターネットマガジン』を検索して、そこから引用してみました。

というのも、ネタが旬なだけに、時期と内容によっては、すでに実体と乖離している可能性があるから。

・・・って、専門家でもない限りは、大丈夫だと思うんですけどね(笑)。


【目次】

2006/01号より

新潮流!Web2.0
新しいネットビジネスの創り方に着目せよ!

 ・Web2.0を理解する
 ・ブログとロングテール ―テクノラティのWeb2.0的要素―
 ・フィードがもたらす変化 ―環境として捉えたWeb2.0―
 ・Web2.0時代のウェブサービス ―「はてな」が考えるビジネス展開―
 ・column : Ajax―Web2.0的発想の実装手法
 ・column : ブログビジネスファンド―Web2.0企業をビジネス的に評価/支援
 ・Web2.0ってなんだ?(「What Is Web2.0」日本語版)
   ―次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル―

●インタビュー ティム・オライリー
Web2.0のエバンジェリストを米国に直撃取材!


2005/10号より

検索ビジネス最前線 検索を制する者はネットを制す!
Google, MSN, A9, GETAなど、日米の注目検索サービスを一挙紹介
   新しいステージに入った検索
   大手検索ビジネスの動向〜過去・現在・未来〜
    Google、Yahoo!、MSNなど
   米国・注目検索サービス一挙紹介
   日本の検索技術
    汎用連想計算エンジン「GETA」
    行動支援メディアを目指す「gooラボ」

●インタビュー 松岡正剛 編集工学研究所長


2005/08号より

RSSメディアビジネス最前線
電子メール、ウェブに続く第三のインターネットメディア。
  Part1 RSS技術の基礎 コラム:RSSとはどのような技術か
  Part2 RSSのメディア特性 コラム:ポッドキャスティングの可能性
  Part3 RSS利用の実例
  Part4 RSSの将来性は無限大

●インタビュー ティム・バーナーズ - リー
WWW発明者に聞く、セマンティックWebのロードマップ


2005/12号より

ブログ進化系
増殖するコンテンツと進化する周辺環境 ブログのビジネス化が始まってきた。

 ・進化するブログ
 ・ブログ検索
 ・ブログビジネスの今 −マーケティング/RSS広告/アフィリエイト−
 ・米国最新ビジネス事情
 ・ブログを超えて
 ・マイクロソフトのRSS戦略
 ・ブログの未来

●インタビュー ダン・ギルモア
個人ブログとマスコミの狭間で真理を探求する真のジャーナリスト


2005/11号より

ポッドキャスティング クリエーター必見、マスコミ注視!
                   人類が手にするまったく新しいメディア

 ポッドキャスティングとは〜iPod+Broadcasting〜
 誕生物語〜米国業界事情〜
 国内事情(1)〜iTunes Music Store前夜
 国内事情(2)〜課題を残しつつ急速に普及
   column iTunes+iPodはポッドキャスティングの夢を見るか
 今後の可能性〜人類が手にするまったく新しいメディア〜
 ポッドキャストコンテンツの提供の仕方
   column 技術から読み解くポッドキャスティングの本質


2006/03号より

ロングテール化するNet広告 1億総マーケッター時代へ
ロングテール効果とは
Googleのネット広告戦略
【ネット広告の最新事情】バナー広告/検索連動型広告/コンテンツ連動型広告/
RSS広告/アフィリエイト/ブログマーケティング/SEM/SEO/ケータイ広告/
column:マイクロソフトの広告戦略/
column:無料ネットテレビ「GyaO」の現状と広告戦略
ネット広告の今後
利用者はネット広告をどう見ているのか? ―ユーザー意識調査からの考察―

●インタビュー 田坂広志ソフィアバンク代表
世界の理からネット革命の未来を読み解く


2006/02号より

特集 マッシュアップ Web2.0的サービス構築術
・マッシュアップとは
・マッシュアップサービスの開発手法
・API公開ウェブサービスカタログ
・マッシュアップショーケース
・マッシュアップモデルとしてとらえたiTunes
・ビジネスにおける注意点
・マッシュアップの将来

●インタビュー ブログツールのイノベーター トロット夫妻(シックス・アパート創業者)


【読後の感想など】

◆アマゾンの「『ウェブ進化論』を買った人はこんな商品も買ってます」というページの本はあらかた平らげた(笑)ワタクシ。

ただ、この本だけは書店で手にとって見て、どうしても買えませんでした(汗)。

Web2.0 BOOK
Web2.0 BOOK

いや、おそらく出た当時ご紹介すれば、そこそこ検索もかかって、そこそこアマゾンで売れるだろうとは(勝手に(笑))思ってたんですが、やはり難しそうで(笑)。


◆それにくらべると、本書は、さすがに雑誌を再編集しただけあって、読みやすいです。

写真や図も豊富でフルカラーですし(ってそういう基準かよ(涙))。



◆内容的に、私には正直チンプンカンプンなところもあります。

特に最後の章のテーマであるマッシュアップのところは、ほぼスルー(汗)。


◆逆に、「検索ビジネス最前線」「ロングテール化するNet広告」の章は、食い入るように読みました。

必読です(汗)!

(いずれも「グーグル ―Google 既存のビジネスを破壊する」の著者の佐々木俊尚さんが、結構技術より(?)な記事を書かれてます(笑))


◆そして、見逃せないのが、御大田坂広志先生のインタビュー(笑)。

よくぞ実現したな、というか、『インターネットマガジン』誌で「ヘーゲル」とか「事物の螺旋的発展」なんて単語が飛び交ってたなんて(笑)。


◆本書は『Web2.0』系のサービスの紹介も豊富ですし、手元に置いて、「調べ物に使いたい(笑)」なんて、個人的には思っております。

また、今まで一連の『ウェブ進化論』関連の本を買われてなかった方も、本書を読んで興味をもった内容を掘り下げていくのもいいかもしれません。

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた

「へんな会社」のつくり方NT2X
「へんな会社」のつくり方NT2X

RSSマーケティング・ガイド 動き始めたWeb2.0ビジネス
RSSマーケティング・ガイド 動き始めたWeb2.0ビジネス

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)


【編集後記】

◆昨日、顧問先に向かう途中に新橋駅前で目にした光景・・・。

古本市






大好物(笑)の古本市であります(笑)。

時間に余裕があれば覗きたいところだったのですが、それも敵わず。

ブランディング22の法則
ブランディング22の法則

この本が500円だったので、マーケットプレイスより全然安い・・・って結局覗いてるじゃん、自分(笑)!



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Posted by smoothfoxxx at 07:27
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この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは!

ムスメも、明日から6月とはしゃいでました。
6月は運動会があるから、嬉しいようです。
実は、Web2.0系と開発系の本は、めちゃめちゃ買い込んでますが、ほとんど積んだままですね。
そもそも、フォトリーに行ったのも、その辺の本を読んで、もう少し専門領域をまじめにもちたいというニーズがあったんですが(笑)。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2006年05月31日 08:29
こんにちは。

>マッシュアップのところは、ほぼスルー(汗)。

ここが、この本の肝かもと思ったのは、ウェブ関連の仕事をしているからでしょう(笑)。


Posted by こばやし at 2006年05月31日 08:49
おはようございます。

Web2.0,少し気になっていたんですが、この書評読んで、ぐっと関心が出てきました。

そういえば「ロングテール」も読んでない!

応援!
Posted by タツ at 2006年05月31日 09:10
WEB2。0は昨日思わずダイヤモンドの雑誌のタイトルにひかれ反射的に購入しました。ラッキーなことに思わぬ収穫が!とたまには反射的に行動してみるのも悪くないな〜なんて思いました。
Posted by 週末起業サラリーマン at 2006年05月31日 09:53
Web2.0って何のことだかさっぱりですが、これから少しずつ勉強していきます。
検索エンジンについても書籍がよくでてますものね。
smoothさんのブログで勉強しつつ、本も読んでいきたいです。

明日からもう6月!
今年ももう折り返し。
早いですねぇ。
Posted by ビルダーナース at 2006年05月31日 10:10
WEB2.0どんどんいろんな本が出てますねぇ^^

いろいろありますよねぇ。

昨日ライブドアおかしかったですか?
わからなかったです。ぽちっ
Posted by 笑顔整体の院長 at 2006年05月31日 11:37
う〜ん、私にはまだわからない範囲です。
SEOもさっぱりなので、頑張らないと!

>ちなみに静止画ですけど、しょうこ画伯>の「ドラえもん」も爆笑ものですよ
>(笑)!

拝見しまたした。爆笑です!
「アナゴさん」というコメントもサイコーです。

なんで頭があんなに出るのでしょう??
なんで唇を書くのでしょう??

不思議過ぎます。(^^)
Posted by 齊籐 正明 at 2006年05月31日 12:47
はじめまして。

SNSを開発・運営している仕事柄、Web2.0関連の記事は注意しています。

Web2.0 BOOK

は、すっごい読みやすいので購入されることをお勧めします!

教科書的にいいものだと思います。
Posted by ココロ・プラネット 藤田壱九(ふじた・いっきゅう)with love! at 2006年05月31日 14:10
>smoothさん

ご無沙汰しております。中里です。
やっぱり、買いましたか・・・

インターネットマガジンの休刊は残念な限りです。特に後半盛り上がってきていただけに・・・

松岡正剛氏、田坂氏、編集後記でアル・ライズと
さすがですね。この本はお奨めです。


>藤田さん

あらっ!藤田さん発見!!


Posted by 中里 貴幸 at 2006年05月31日 17:51
WEB2.0関連は、これからもすごい
勢いで話題になりますね。

そういう意味でもこのsmoothさんの
ブログは貴重ですね。

特にこのへんに詳しいので。
Posted by 栗原敏彰 at 2006年05月31日 19:35
こんばんは、いよいよ海外旅行ですか。たっぷり充電できますね。ウェブ進化論を読んでこの分野の本が増えてきましたよ。
Posted by マチスケ at 2006年05月31日 22:35
smoothさん、こんばんは。
Web2.0は「ウェブ進化論」で読んだ程度で、まだまだ
知識が追いついておらず、Webニュースをみても「?」が飛び交います。
今の時代、ちょっと学ぶことが多すぎる気もしますが、
それはそれで楽しみの1つでもあります。
それにしてもライブドアブログですが、最近ちょっと
おかしいですね。
感覚的には1/20ごろから、重くなった気がします。
Posted by 重田貴士 at 2006年05月31日 23:05
よし、読んでみよう(笑)
Posted by 琉海@モテるブログ at 2006年06月01日 00:27
>ニタさん

フォトリーの目的がそっち系にあったとは(汗)。
専門分野以外に使えるのかわかりませんけど、私は結構好きで読んでますね。

>こばやしさん

確かに技術系の方から見たら「キモ」ですね。
私はそっちは「丸投げ」なのでスルー(笑)。

>タツさん

この本は「ある程度高度」かもしれませんけど、とっつきやすいかと。
ロングテールはわかりやすい本ですよ。
どちらもオススメ。

>hikaruさん

仕事考えたら、アナタは読まなきゃダメでしょう(笑)。
反射的、超オッケーです!


Posted by smooth@マインドマップでビジネス書評 at 2006年06月01日 10:32
>ビルダーナースさん

お付き合いがある方が、さらにウェブ系と縁遠いお仕事だと、なかなかすぐには応用利かないかもしれませんね。
でもいずれ時代はそっちに流れていくのだと思います。

私は上半期は本業が稼ぎ時なので、これからが活躍時です(オイ(笑)!)。

>院長サマ

他のところで読んだんですが、サブドメイン形式のところがおかしかったみたいです。
院長サマのとこは、サブドメイン形式じゃないからかもしれませんね。

>斉藤さん

もうね、アレですよ。
草ナギ画伯は、まだ目の前に無いもの書いてあのレベルですが、おねーさんは、目の前にあってもあの絵ですから、全てを超越してます(汗)。
Posted by smooth@マインドマップでビジネス書評 at 2006年06月01日 10:37
>ココロ・プラネット 藤田壱九(ふじた・いっきゅう)さん

このブログでは「初めまして」ですね(笑)。
「ホリ○モン」セミナーですとか、芦永さんのセミナーでお会いしたsmoothであります。

壱九さんは、インフラ側の方ですから、当然この辺はお手の物だと思います(笑)。

「Web2.0 BOOK」買いですか(汗)。
うーん、紹介しても説得力はなさげ(涙)。

>中里さん

お!相次いで(笑)ウェブ関係の方が(笑)。
やはりこの本は「買い」ですよね!

インターネットマガジンはマジで残念です。
私も実は上記バックナンバーのうち、2冊ほどアマゾンで買ってたんですけどね(笑)。

>栗原さん

私のブログはそれ専門ではないので、あまり期待しないで下さい(汗)。
好きなのはむしろマーケティングです(笑)。
Posted by smooth@マインドマップでビジネス書評 at 2006年06月01日 10:44
>マチスケさん

えー、充電と言うよりは5月放置しまくった埋め合わせの家族サービスです(笑)。
「ウェブ進化論」はやはり必読ですよね。

>重田さん

最初の一冊に「ウェブ進化論」を選ぶ方が多いんですが、感覚的に理解できる世代とそうでない世代があるような。
リアルの友人でも、メールやBBS、ブログでコミュニケーションしている若い世代と、私たち(笑)おじさんとは、ちょっと違うようです。

ライブドアについては、会社があーゆー状態(?)ですから、一応リスクヘッジだけはしておいた方がいいかもしれませんね。

>琉海さん

買って放置してるなら読みなされ(笑)。
私が言っても説得力ないかもしれませんが、上記専門家さんたちも薦めてるナリ。

Posted by smooth@マインドマップでビジネス書評 at 2006年06月01日 10:48
こんにちは

WEB2.0への道を読まれたんですね。
あっちこっちのブログや雑誌に書かれている事をまとめて書いてあるって感じで読みやすいしいいですよね。 まあ、ちょっと既に最先端から時間差があるものもあるというのは本にまとまっているものでは仕方ないところなのでしょうけど、普通はここまで追いつくのに精一杯ですもんね。

それから確かに田坂広志先生の部分はちょっと他から浮いてると私も感じて、面白かったです。

ちなみに「Web2.0 BOOK」は「WEB2.0への道」を読んで、個々のトピックから全体像を感じれたら、もう読まなくてもいいと私見では思ってます。。。
Posted by ふくちゃん at 2006年06月03日 21:08
>ふくちゃんさん

コメントありがとうございます。
「本」としてより「情報の集合体」として、この本はかなり使えるかなー、と勝手に思いました(笑)。

そうそう、「新潮」買ったんですよ!
記事にしたかったのですが、明日からいないので、とりあえず無難な記事ばかり予約投稿設定しております。

また帰国してからお伺いしますね!
Posted by smooth@マインドマップでビジネス書評 at 2006年06月03日 22:08
「新潮」買われたんですね。
読まれる時は、他のビジネス本の書評がたまったタイミングをお勧めします。
きっと、平野啓一郎さんの本を4冊ぐらいまとめ読みしたくなると思いますので。。。^^
Posted by ふくちゃん at 2006年06月04日 20:45