(2008年5月31日 16時58分)
米軍ジェット機ファントムが九州大学に墜落した事故から40年が経過するのを受け、31日、当時の関係者などを集めたシンポジウムが開かれました。きょう九州大学の箱崎キャンパスで開かれたシンポジウムには事故を知る当時の在学生などおよそ70人が参加しました。1968年6月2日の夜、米軍板付基地に向かっていた戦闘機ファントムが九州大学の箱崎キャンパスに建設中だった電算センターに墜落し炎上。学生や市民による板付基地撤去運動のきっかけとなりました。シンポジウムでは当時、新聞記者として事故を取材した玉川孝道さんと鈴木塙二さんが事故当時の状況を写真を使って説明し参加した人はメモをとるなどして熱心に聞き入っていました。 |