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[米大統領選]クリントン氏、「死に体」化避けられず

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 【ワシントン及川正也】米大統領選民主党指名争いは31日、党規委員会でミシガン、フロリダ両州の代議員資格が半数しか認められず、完全復活に望みを託していたヒラリー・クリントン上院議員の「死に体」化は避けられない情勢となった。陣営はミシガン州の代議員配分を不服として徹底抗戦も辞さない構えだが、大きくリードするバラク・オバマ上院議員は6月3日の予備選最終戦終了後、指名を固める見通しだ。

 「党の統合にとってもよいことではない。党資格審査委員会への不服申し立てにも備えている」。党規委員会で、クリントン陣営幹部のイキース上級顧問は「上訴」をちらつかせながらミシガン州の配分に強く抗議した。

 規約に反して前倒し実施された同州の予備選で、オバマ氏は投票用紙から名前を削除したため得票ゼロ。名前を残したクリントン氏が圧勝した。しかし、党規委は「中立」に投じられた票数を「反クリントン票」と見なすなどして、復活させた代議員票の5割弱をオバマ氏に割り振る妥協案を採用した。

 クリントン支持者はこの決定に激怒。全米にテレビ中継された党規委会場では、「これでも民主的な政党か」との怒号も上がった。

 オバマ氏に大きくリードされたクリントン氏にとって、1月に圧勝したミシガン、フロリダ両州予備選の代議員を全面復活させることが、形勢逆転への最後の機会だった。クリントン陣営の計算によると、約200だった獲得代議員の差は一気に90まで縮まり、オバマ氏の勢いをそぐことができるはずだった。

 だが、仮に思惑通りに運んだとしても、指名獲得には選挙戦終結時点で、態度未定のスーパー代議員の8割前後の支持が必要だった。このため、党規委の決定がどうあれ大勢に大きな影響を与えることは困難だった。「ミシガン問題」で強硬姿勢を見せるのも、陣営内の徹底抗戦派向けの「ガス抜き」や、撤退後をにらみ存在価値を高めるための駆け引き材料との見方もある。

 残りの予備選をめぐっては、1日のプエルトリコはクリントン氏、最終3日のモンタナ、サウスダコタ両州はオバマ氏が優勢。一般代議員は合わせて86しかなく、大差は付かないとみられている。

 クリントン陣営が決定に抗議しても、オバマ氏が新たな過半数ラインを超えれば指名確定が「既成事実化」するのは確実。オバマ氏は31日、遊説先のサウスダコタ州で「妥協が図られたことに感謝する」と述べ、11月本選に向け党内の結束を促した。



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