岡山放送局

2008年6月1日 21時15分更新

ひるぜん大根 収穫始まる

真庭市の蒜山地区で特産の「ひるぜん大根」の収穫が始まりました。

「ひるぜん大根」は蒜山地区の火山灰の土壌と涼しい気候を生かして栽培されているこの地区の特産品で、甘みが強く、みずみずしいのが特徴です。

毎年、初夏から冬にかけておよそ1500トンが出荷されていて、ことしも1日から収穫作業が始まりました。

このうち、井上達さんの畑では、夜明け前から作業が始まり、井上さんとその家族がおよそ50センチの長さに育った大根を1本1本引き抜いていきました。

井上さんの畑では、1日に3トン余りを収穫したということで、とれたばかりの大根はさっそくトラックに載せられ、選果場へと運ばれました。

地元のJAによりますと、ことしは4月から5月にかけて平年並みの気温が続き、雨も適度に降ったことから大根は順調に育ち、去年に続いて出来は良いということです。

「ひるぜん大根」の収穫は今週中にはこの地区のすべての農家で始まり、主に県内や関西方面に出荷されます。