2008年 6月 1日
高松市で工場火災
1日午後、高松市の木工品製造工場で火事があり、工場の一部を焼きました。火事があったのは、高松市香川町浅野の松尾産業の木工工場で、1日午後1時50分頃工場内で片付け作業をしていた会社役員の77歳の男性が火事に気づき、119番通報しました。高松南消防署などから消防車約20台が出て消火作業を行った結果、火は、約1時間半後にようやく消し止められました。けがをした人などはいませんでしたが、鉄骨スレートぶきの工場約3500uのうち、約850uを焼きました。10年ほど前からこの工場は操業しておらず、中にはいすやテーブルなどの製品もなかったということで、現在警察と消防で火事の原因を詳しく調べています。

中国・四川大地震とミャンマー被災地募金
中国・四川大地震の被災者などを支援して行こうと岡山市で街頭募金が行われました。この街頭募金は、岡山県内の社会人で作る岡山県青年団協議会などが行ったものです。岡山市の中心部にボランティア25人が出て市民に募金への協力を呼びかけました。死者が6万8000人を超えている中国・四川大地震では雨のため土砂崩れダムの水位も上昇し依然危険な状態が続くなど2次災害への懸念も広がっています。一方、先月末のミャンマー政府の発表によれば今回のサイクロンでの死者は7万7000人を超え、被災地での感染症発生も懸念されていると言うことです。今回集められた義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ送られると言うことです。

高松市で歯の衛生週間行事開催
高松市で、歯の正しい磨き方などの指導が無料で受けられる歯の衛生週間行事が行われました。この行事は、今月4日からの、歯の衛生週間を前に、高松市歯科医師会が毎年6月の第一日曜日に行っているものです。会場となった高松市歯科救急センターでは、唾液で虫歯菌の数を調べて、口の中の衛生状態を3つの色で示す診断コーナーや、歯周病と密接に関係している、骨粗しょう症の危険度を測定するコーナーなどが設けられました。また、センター4階では、乳幼児からお年寄りまでを対象に、歯の正しい磨き方教室が開かれ歯科衛生士が「歯は、やさしく1本づつ歯ブラシの毛先を立てるように磨いてください」などと、歯磨きのコツを指導していました。

浅口市で歌舞伎鑑賞教室
日本の伝統芸能歌舞伎をより多くの人に親しんでもらおうと浅口市で歌舞伎鑑賞教室が開かれました。これは浅口市観光協会が初めて開いたもので、会場となった宗教法人金光教の本部には県内外から約2200人が訪れました。きょうは鑑賞教室ということもあり参加者は歌舞伎役者に交じり刀を持った立ち回りに挑戦したり太鼓で風や雨、雪を表現する方法などの説明を受けました。この後、江戸時代の劇作家近松門左衛門が平家物語をもとに作った歌舞伎「俊寛」が上演され訪れた人たちは世界無形文化遺産にも認定されている日本の伝統芸能に見入っていました。また、今回の公演はチャリティーも兼ねていて収益の一部はアジアの子供たちの教育支援などに役立てられるということです。