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Win XP でサーバーを構築
XAMPP で MTOS

ここでは少し趣向を変えてネットカフェのパソコンに XAMPP をインストール、Movable Type Open Source ( MTOS 4.1 ) を動かす試みを行ってみたいと思います。

XAMPP :
Web アプリケーションに必要な複数のソフトウェアを一括してインストールしてくれる優れもの。セキュリティは別にして開発、運用がすぐに出来る利点があります。
Apache 、MySQL 、PHP 、Perl の頭文字。因みに " X " はクロスプラットフォームの意味。

兎にも角にも時間との戦いです。ネットカフェは無料ではありませんから .... 30 分以内で構築を目標。

XAMPP Windows 版 1.6.6a のパッケージ内容は

Apache HTTPD 2.2.8 、MySQL 5.0.51a 、PHP 5.2.5 + 4.4.8 + PEAR + Switch 、MiniPerl 5.8.7 、Openssl 0.9.8g 、PHPMyAdmin 2.11.4 、XAMPP Control Panel 2.5 、Webalizer 2.01-10 、Mercury Mail Transport System v4.52 、FileZilla FTP Server 0.9.25 、SQLite 2.8.15 、ADODB 4.96 、Zend Optimizer 3.3.0 、XAMPP Security 、Ming 0.3

XAMPP Windows版 アドオンパッケージの内容は

Apache 2.2.8 利用の XAMPP 1.6.6 ヴァージョン用 Perl 5.8.8 - mod_perl 2.0.3

外部に公開するときはセキュリティに十分気を付けて下さい。

☆ XAMPP のインストールとセキュリティ

以下のサイト

http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html

からインストーラ版 XAMPP 1.6.6a および XAMPP アドオン インストーラ版をそれぞれデスクトップ上にダウンロードします。

まず xampp-win32-1.6.6a-installer をダブルクリックしてインストールを開始します。全てデフォルトのまま進んで下さい。

インストールが完了すると以下のように Xampp コントロールパネルを起動しますか、と尋ねてきますので " はい " をクリックします。

インストール画面が終了して下記画像のコントロールパネルが現われるので

Mercury ( メールサーバー ) 以外、全てサービスにチェックを入れ、" 開始 " ボタンをクリックして後 Xampp コントロールパネルを閉じて下さい。

注意 : もしご自宅等で構築される場合、不用意にインターネット上には公開しないで下さい。大変危険です。

今後、各サーバーの停止、起動は [ コントロールパネル ] → [ 管理ツール ] のサービスから行って下さい。Xampp コントロールパネルから Apache の停止、開始をしようとすると、おかしな挙動 ( バグ ? ) をすることがあります。

インターネットエクスプローラに http://127.0.0.1/ とタイプしてエンター。以下の画像が表示されれば Apache 、PHP はローカル上で正常に動作しています。

上記表示画面右下にある " 日本語 " をクリック。最初に XAMPP デフォルトのセキュリティの状態を見てみましょう。

右サイドの " セキュリティ " をクリック、少し待つと下記画像が表示され " 要注意 " が並んでいるのが判ります。この状態は大変よろしくありません。

そこでまず最初に MySQL の root のパスワードの設定を行います。

ブラウザのアドレス入力欄に http://127.0.0.1/security/xamppsecurity.php
と入力、移動して下さい。

以下の画像部分は XP Pro では表示されましたがネットカフェの XP Home では表示されませんでした。

MYSQL 項目: " ROOT " パスワードの " 新しいパスワード " 入力欄にお好きなパスワードを入力、その下の入力欄にも確認のため同じパスワードをタイプ、チェックボックスにチェックを入れます。

" パスワードを変更しました " ボタンをクリック。 " rootのパスワードが変更されました。設定を有効にするために、MySQLを再起動してください " と表示されるので指示どおり Windows サービスから MySQL サーバーを再起動します。

http://127.0.0.1/phpmyadmin/ にアクセスするとユーザー名とパスワードを要求されるようになります。

ユーザー名は root 、パスワードは上記で設定した新しいパスワードを入力、そして " 実行 " ボタンをクリックして下さい。ログイン出来ましたか。

次に XAMPP へアクセス、ログインするときのユーザー、パスワードの設定を行います ( .htaccess )

再び http://127.0.0.1/security/xamppsecurity.php にアクセスして下さい。

そして XAMPP のディレクトリ制御のユーザー名にお好きなユーザー名ならびにパスワード入力欄には新規パスワードを入力、チェックボックスにチェックを入れ " 安全な xampp ディレクトリを作成してください " ボタンをクリックします。

期待を込めて http://127.0.0.1/ にアクセス ! ! !

.htaccess の場所は
C:¥xampp¥security¥htdocs¥

ユーザー名、パスワードの格納場所は
C:¥xampp¥security¥xampp.users
C:¥xampp¥security¥xamppdirpasswd.txt

改めて http://127.0.0.1/security/index.php にアクセスして現在のセキュリティ状況を確認して下さい。

続いて FileZilla FTP サーバのユーザーおよびパスワードの変更について説明致します。

ディレクトリ C:¥xampp¥FileZillaFTP に移動。FileZilla Server Interface.exe をダブルクリックして実行します。

そして

" Edit " メニューから " Users " を選択。

右側の枠の中の " newuser " をマウスで選択後 " Rename " ボタンをクリック、ユーザー名を変更 ( ここでは dragon としました ) して下さい。

" Password " 入力欄のパスワードを一度全て消してから新たなパスワードを入力、そして " OK " をクリック。

FileZilla を終了します。

http://127.0.0.1/security/index.php にアクセスして下さい。

残る最後のセキュリティ・チェックの対象は PHP の " safe mode " ですが、さほど気にしなくていいのかもしれません。何故なら次期ヴァージョン PHP6 からはこの機能がなくなるそうです。safe = 安全の意味ではありません。

もし気になるようでしたら C:\xampp\apache\bin\php.ini を適当なエディターで開き 168 行目にある safe_mode = Off を On に変えます。

Apache 再起動後、下の枠で囲まれている部分を phpinfo.php として保存。

<?php
phpinfo();
?>

C:¥xampp¥htdocs にコピーしてからブラウザのアドレス入力欄に http://127.0.0.1/phpinfo.php をタイプ、移動して safe_mode が Off であることを確認して下さい。

念のため http://127.0.0.1/security/index.php にアクセス。

これでめでたく XAMPP がセキュリティ・チェック上対象としている項目全てにおいて " 安全 " となりました。( 下は拡大画像 )

ただ私が考えるに、エラー情報に含まれる有用な情報漏れを防ぐ意味で display_errors を Off に、また PHP のヴァージョン情報等がヘッダーに記述されないようにするために expose_php も Off にすることのほうが重要に思えるのですが .....

また外部にサービスを公開するのであれば Apache の設定も見直さなければならないことも付け加えておきます。

☆ XAMPP 上で CGI を動かす

何のセキュリティ対策の準備もなく CGI を外部に公開するのは大変危険です。必ずローカルエリア内で行って下さい。

最初に以下のプログラムをファイル名 test.cgi として保存します。

#!C:/xampp/perl/bin/perl

print "Content-type: text/html; charset=Shift_JIS¥n¥n";

print << "END_OF_HTML";

<html>
<head>
<title>CGI のテスト</title>
</head>
<body bgcolor="#00ffff">
<h1><font color="#ff3399">正常に動作中</font></h1>
</body>
</html>

END_OF_HTML

exit(0);

保存した test.cgi ファイルを C:\xampp\cgi-bin に移動してブラウザのアドレス入力欄に

http://127.0.0.1/cgi-bin/test.cgi とタイプ、エンターキー押し下記画像が表示されれば CGI は動作しています。

これは XAMPP のパッケージに mini Perl が含まれいるおかげです。

XAMPP 自体もいくつかのサンプル cgi ファイルを用意しています。アドレスに http://127.0.0.1/cgi-bin/perltest.cgi をタイプ、移動してみて下さい。

ところがこの mini Perl 、本当にミニ ( ライブラリフォルダがない ) で Movable Type が動いてくれません。

Movable Type を動かすためには新たに XAMPP 用のアドオン ( ミニでない Perl ) をインストールする必要があります。

そこで一番最初に XAMPP と一緒にダウンロードした

xampp-win32-perl-addon-5.8.8-2.2.8-installer.exe

をダブルクリック、アドオンをインストールします。

デフォルトでは C:¥xampp¥perl 以下、つまり mini Perl のディレクトリに追加インストールされます。

☆ MTOS をインストールする準備

MTOS とは Movable Type Open Source の略です。

前段階として MySQL に MTOS 用の新規データベースを作ります。

そのために http://127.0.0.1/phpmyadmin/ にアクセス、 phpMyAdmin に root でログインします。

" 特権 " と書かれた部分をクリックして下さい。

中程にある " 新しいユーザを追加する " をクリック。

ユーザ名 : ここでは dragon

ホスト : ローカルを選択

そしてパスワードを入力、さらに同じパスワードを入力します。

すぐ下にある " ユーザ専用データベース " の " 同名のデータベースを作成してすべての特権を与える " にチェックを入れ

一番下の " 実行する " をクリック、すると下記画像のようになります。

phpMyAdmin からログアウトして下さい。

以上で MTOS 用の新規データベースの作成が完了しました。

次はいよいよ MovableType のインストールです。

MovableType Wiki の LocalizedPackages/MTOS-4.1 ページからローカライズ版 MTOS-4.1-ja.zip をデスクトップ上にダウンロードします。

展開した MTOS-4.1-ja フォルダの中にある MTOS-4.1-ja を mtos にリネーム。全て C:¥xampp¥cgi-bin¥ にコピーします。

mtos フォルダにある全ての cgi ファイルを適当なエディターで開き、1 行目にある Perl 実行ファイルまでのパス
#!/usr/bin/perl -w を #!C:/xampp/perl/bin/perl -w
に書き換えます。

そして mt-config.cgi-original を mt-config.cgi にリネームしてエディターで開きます。

15 行目にある CGIPath を
http://www.example.com/cgi-bin/mt/
    ↓↓↓↓
http://localhost/cgi-bin/mtos/

21 行目にある StaticWebPath を
http://www.example.com/mt-static
    ↓↓↓↓
http://localhost/mt-static

にそれぞれ変更。さらに 28 〜 32 行目 ( MYSQL に対する設定 ) までを以下のように書き換えます。

ObjectDriver DBI::mysql
Database dragon
DBUser dragon
DBPassword *********
DBHost localhost

MYSQL 以外の項目 ( 34 行目以降 ) の行頭に " # " を付けてすべてコメントアウトして下さい。

ところで先程でてきた StaticWebPath に注目してみます。

StaticWebPath については コチラ をお読み下さい。
今回 mtos フォルダを cgi-bin 以下に置いたので、mtos フォルダに mt-static フォルダーがあってはいけないし Server Error がでて動作しません。

そこで C:¥xampp¥cgi-bin¥mtos にある mt-static フォルダーを C:¥xampp¥htdocs 以下にコピーします。

試しにアドレス http://127.0.0.1/mt-static/index.html へ移動、以下のように表示されることを確認して下さい。

C:¥xampp¥cgi-bin¥mtos にある mt-static フォルダーは削除しておきます。

では Movable Type を実行するために必要なコンポーネントがそろっているかどうかを確認するため
http://127.0.0.1/cgi-bin/mtos/mt-check.cgi
にアクセスしてみましょう。一番下までスクロールして以下の画像のようになっていれば OK です。

全ての準備は整いました。

http://127.0.0.1/cgi-bin/mtos/mt.cgi とタイプして下さい。

ここまで来ればあとは下り坂です。

☆ MTOS をインストール、動作させる

Movable Type アカントの作成

[ ユーザー名 ] : MovableType にログインするときに必要で好きな名前にします

[ 表示する名前 ] : ブログに表示される名前。セキュリティ上ユーザー名と違う名前にします

[ 電子メール ] :

[ 電子メール ] : 日本語 ( デフォルトのまま )

[ パスワード ] : MovableType に管理ログインするときのパスワードです

[ パスワード再入力 ] : 同じパスワードをもう一度入力します

[ パスワード再設定用のフレーズ ] : パスワードを忘れたときに、パスワードを再設定するために必要となる秘密のキーワードを入力

入力が終わったら " 次へ " をクリック。

" 最初のブログを作成 " 設定画面が表れますが、後で変更出来るのでそのままにしてインストールをクリックします。

インストールが開始され、暫くすると

" Movable Type にサインイン " をクリックして下さい。

" サインイン " をクリックします。ダッシュボードが表示されます。

以上ですべて終了です。存分に Movable Type をお楽しみ下さい。




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