30日、東突(東トルキスタン)テロ組織は北京五輪の破壊活動を1年前から計画。6月に予定される新疆ウイグル自治区での聖火リレーがその標的になる可能性が高い。写真は04年、江蘇省での反テロ演習。東突テロ組織を主な対象としているという。

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<聖火リレー>「東トルキスタン」テロ組織、6月のウイグル通過狙いか―中国
2008年5月30日、東突(東トルキスタン)テロ組織は北京五輪の破壊活動を1年前から計画。四川大地震の影響でまだ正式な日時とルートの発表はされていないが、今年6月に新疆ウイグル自治区で行われる聖火リレーが、彼らの標的になる可能性が高いという。新華社サイト「新華網」が報じた。

北京五輪の聖火リレーが海外で行われている間、チベット独立支持派による妨害活動が各地で発生。この聖火リレーを妨害することは、東突テロ組織にとっても東トルキスタン問題を国際社会にアピールする絶好のチャンスだと新華網は分析。

東突テロ組織の中でも穏健派と呼ばれる「世界ウイグル青年代表大会」は今年4月、台湾のメディアを通じて「新疆ウイグル自治区での聖火リレーは、そこで暮らす人々の人権を著しく侵害する恐れがある」と主張。国際オリンピック委員会(IOC)にその中止を訴えると発表した。

中国公安部によると、東突テロ組織のなかでも暴力専門の武闘派組織「東トルキスタン・イスラム運動」は、07年に北京五輪破壊計画を立てて活動を開始。この組織はタリバンの軍事基地で訓練を受けたメンバーを1000人以上抱えており、うち700人が世界各地に潜伏しているという。(翻訳・編集/本郷)
2008-05-31 13:44:33 配信

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