北九州市の私立高校1年の女子生徒が「ブログに『死ね』と書き込みされた」などとする遺書を残し、同市内の自宅で首つり自殺していたことが31日、分かった。生徒が通っていた高校は、女子生徒に対するいじめがなかったかなどについて調べている。
市消防局によると、女子生徒は5月29日朝、家族からの119番で病院に運ばれ、間もなく死亡が確認された。自殺を図ったのは28日夜から29日未明の間とみられる。
関係者によると、ブログに問題の書き込みがあったのは26日から27日の間とみられる。
同校は30日と31日、全校集会と保護者集会を開き、生徒と保護者に報告したという。連絡を受けた福岡県の私学学事振興局は、同校に対し、生徒が不安に陥らないよう心理状態の把握などを行うよう求めた。