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韓国料理の世界化阻む「英語表記」メニュー(上)

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韓国料理の世界化阻む「英語表記」メニュー(上)

 韓国観光公社は、英語ホームページのレストラン紹介欄でユファンオリを「sulfur duck」と翻訳していた。ユファンオリが「硫黄入りの飼料を食べさせたアヒルの料理」であることを勘案すると、「sulfur duck」では、毒劇物の硫黄が混じった料理と解釈されかねない。

 出入り口に大きなメニュー表を出しているソウル仁寺洞のある食堂。30日昼、この食堂の前を通りがかった米国人女性ミナ・モバレツさんに「コンビジチゲ」の英語メニューを読んでもらった。「bean curd refuse stew. refuse(拒否する)というのは何?」。彼女は「どんな料理なのか分からない」と困った表情を浮かべた。「refuse」は動詞として使う場合は「リフューズ」と発音し、「拒否する」という意味になるが、名詞の場合は「リフュース」と発音し、「かす、がらくた」という意味になる。豆腐作りで残ったおからのことをbean curd refuseと訳したのだが、結局、まるで理解できないメニューになった。米国で活動中の料理評論家キム・スネさんは、「料理に“硫黄”や“かす”といった単語を使うのはおかしなことだ」と語る。

 外国人観光客の数が年間600万人を超える韓国のレストランのメニューを、でたらめな英語が占領している。ほとんどは荒唐無稽な直訳によるものだ。外国人になじみのない韓国料理を親切に説明すべき英語メニューが、かえって混乱を招いてしまっている。韓国料理の世界化のためには、こうした英語のメニューから整えていかなければならない、という指摘が多い。

◆無茶苦茶な単語、無茶苦茶な直訳  

 でたらめな英語メニューの主犯は、突拍子もない単語と無理な直訳だ。仁寺洞にある別の韓国料理店は、緑豆ジョンを「green gram pancake」と訳した。「green gram」とは緑豆の別名だが、ほとんど使われていない単語だ。イギリス人のアンディー・サイモンさん(24)は、「なぜ重さの単位“グラム”が出てくるのか気になり、注文するのが怖かった」と語った。

 また、多くのレストランでは、スンドゥプ(おぼろ豆腐)チゲのことを「soft tofu stew」と表現している。しかしこの翻訳には、スンドゥプチゲの主な材料である粉唐辛子が入っていない。米国人のモバレツさんは、「柔らかく淡白な豆腐料理だと思ったら、辛い料理だったので驚いた」と語った。

 外国人にとって、韓国料理は発音も難しく、覚えるのも容易ではない。テンジャンチゲ(doenjang-jiigae)のようなメニューは、まるで乱数表のように見える。フードスタイリストのチェ・ジアさんは最近、博士論文「韓国料理に対するニューヨーク美食家の認識研究」で、「“韓国料理は発音しづらく、何度聞いても覚えられない上にスペルも見慣れず、メニューを読むのは簡単ではない”とニューヨーカーは口を揃える」と記した。

キム・ソンユン記者

キム・シンヨン記者



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