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韓国人が中国人より『三国志』に熱狂するワケ(上)

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 小説家・朴泰遠(パク・テウォン)=1909‐86=が訳した『三国志』が、彼が北朝鮮に渡ってから半世紀ぶりに韓国で出版された。図書出版「深い泉」が明らかにしたところによると、同社は朴泰遠が64年に北朝鮮で完訳・出版した『三国演義』全6巻を底本として10巻組みの『朴泰遠・三国志』を発行した。

 韓国で『三国志』は永遠のベストセラーだ。韓竜雲(ハン・ヨンウン)、朴泰遠、朴鐘和(パク・ジョンファ)、金東里(キム・ドンリ)、黄順元(ファン・スンウォン)、黄皙暎(ファン・ソギョン)、李文烈(イ・ムンヨル)といった韓国文学界の看板作家たちは、いずれも『三国志』を翻訳し出版している。これまでに韓国国内で出版された『三国志』は、計400種にも上る。また、『三国志』の処世学・経営学・論述といった実用書も50種を超える。最近では、映画・ビデオ・コンピューターゲーム・アニメーションまで登場するようになった。これまでの「読む『三国志』」から、「見て楽しむマルチメディア型『三国志』」の時代を迎えつつあるというわけだ。

 仁荷大韓国学研究所は2004年から06年にかけて、朝鮮中期以降現在に至るまでの間に発刊された『三国志』韓国語翻訳版を発掘・調査し、解析した。研究所によれば、韓国の歴史書では、朝鮮王朝の宣祖2年(1569)に初めて『三国志』の話が出てくるという。性理学者・奇大升(キ・デスン)の上疏文(王に奉げる文)に、「『三国志』が広く読まれ、風俗の壊乱が憂慮される」という文言がある(『宣祖実録』巻三、宣祖ニ年六月壬辰条)。このとき既に『三国志』が流行していた、という証拠だ。当時、原本を手で書き写した筆写本をはじめ木版本・鉛活字本が広く出回っており、朝鮮後期には清から石版本が輸入された。

ホ・ユンヒ記者



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