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<フィギュア>“トリプルジャンプ”で魅力を競うリンクの上のバレリーナたち③
昨年の世界選手権で日本の2人のライバルに押されてから、キム・ヨナは技術的な面で優位に立った。しかし、彼女も安心はできない。昨年の春の腰の負傷に続いて今年は股関節の痛みという伏兵が彼女を痛めつけている。またキム・ヨナは昨年12月、グランプリファイナル以後、試合に出場していない。この世界最高の舞台でキム・ヨナは自分の能力を十分に発揮することができるだろうか。 パン委員はむしろこの空白期がキム・ヨナにとって有利になることもあると主張した。すでに12月、グランプリファイナル時、疲れを見せていただけに再充電が必要だったという話だ。彼女はまた「シニアの経験があるから空白はあまり影響がない」と話す。パン委員は四大陸大会が世界選手権をおよそ1カ月後に控え、参加者らにはむしろ負担を与えることができるとも述べた。 90年代の初めから米国とロシア出身選手たちが席巻してきた女子フィギュアスケートの中心はアジアに移された。昨年の世界選手権はもちろん2006年冬季五輪と2006、2007グランプリファイナル優勝はすべてアジア選手が占めている。 変化の中心にキム・ヨナと浅田、安藤がいる。すでに世界最高水準の技術と優雅さを見せてくれる彼女たちは今も進化している。これらがどこまで行くかは誰にも分からない。今回、世界選手権大会は彼女たちにとって始めでも終わりでもない。疾走の足をしばし止めた3人が輝かしい光を見せた後、また次の戦いを始める1つの過程であるだけだ。 ▶ “トリプルジャンプ”で魅力競うリンクの上のバレリーナたち② ▶ “トリプルジャンプ”で魅力を競うリンクの上のバレリーナたち① 中央日報 joins.com 2008.03.09 12:19:39 |
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