アウトロー妊婦の徒然日記

　私は現在妊娠2ヶ月。先週の土曜に解ったばかりです。ところで私が昨日書いた日記って載ってるんでしょうか？私はアナログな人間なんでほんとこういう操作って向いてません。昨日はかなり衝撃的な告白になったんだけど、消えちゃったのかな。
　タイトルは「パパの懲役が無くなってママほっとする」だったんですが。実は、私のお腹の子供の父親、私の彼に都内の某金融業者が恐喝された云々告訴状出すの出さないのとウルサかったんですがどうにか収束したようで。冤罪でしたから。なんせ、この金融業者とは一面識も無いし、被害を受けたとか言ってる時期は別件で彼はムショにいましたから。あ、これも冤罪ですよ。まあね、彼の冤罪の話をすると長くなるのでまた今度。彼のムショ暮らしは通算20年以上、その辺のガキの人生より長いですからね。裏社会を生きてきて今年で72歳になります。かつて指定広域暴力団Y組の最初の東京進出の足がかりを作った人であります。
あまり目立つことして警察に目をつけられたら困るのに、最近も某ジャーナリストの取材を受けちゃってね。名前は出さない約束ですが近々誌面に載るでしょう。
　一方お腹の赤ちゃんの母親である私はぐっと地味な職業、売文稼業です。
　現在は数件の企画を進行中ですが、その中で面白いのが、勲4等に輝く弁護士による巨額詐欺事件。これはチームで取材しております。昨日は朝から都内某所で被害者の代理人への取材でした。いずれこの事件は記事にしてからこぼれ話など載せるかも。何しろ登場人物が豪勢ですからな。絡んでる女ひとつ見てもその辺の悪女とは桁が違う筋金入りの悪女でね。今はQ代議士の愛人という噂ですが、許詠中から被害を受けた商社社長の愛人でもあった。もともとは九州の伝説的なやくざの愛人だったそうで。取材中の事件にはK代議士の秘書の肩書きで関わっています。
夜からは労働審判に関する勉強会の予定でしたがこれが中止。若干の腹痛を押して朝から動き回っていたんですが、帰ってきてビックリ。出血してるではないか！夜の11時半を回っていましたが、産婦人科で診てもらい止血剤を打ってなんとか事なきを得ました。お腹の子供には心底詫びました。あんな耐え難い不安と自責の念は初めてです。「今回はかろうじて助かりました。まだ油断はできませんよ。また出血が始まったら諦めて下さい」医師からは暫く外出も控え安静にときつく叱られました。
今日は、中国の元副主席の娘婿にあたる方に重要な人物とセッティングして頂くはずでしたが昨晩の流産騒動から急遽今朝になりキャンセルを入れさせて頂きました。自分の病であれば押して出かけるものの子供の命がかかっていると思うと。電話で妊娠したことと流産しかけたことを伝え深くお詫びをする。今日お会いするはずだった中国人は私などが贔屓にして頂くのはもったいないような偉大な方です。日中の政財界に大変な人脈をお持ちの方で、またの機会にその素晴らしい人間性の一端をお話できればと思います。