福岡放送局

2008年6月1日 6時33分更新

容器返却でシンポジウム


ビール瓶などとおなじように、ペットボトルなどにも容器を返却すると、一定の預かり金を戻すデポジット制度の導入を求めるシンポジウムが31日飯塚市で開かれました。

このシンポジウムは、遠賀川の清掃活動などに取り組んでいる地元の市民団体が開いたものです。
販売価格に一定の預かり金を上乗せし、容器を返却した時に預かり金を消費者に戻すデポジット制度は、全国規模で行われているのはビール瓶などにかぎられており、この市民団体では、遠賀川のゴミを減らすため、ペットボトルなどにも制度の導入を求めています。シンポジウムでは、海外で行われているデポジット制度の実例などが紹介されました。
またきょうは、市民団体を代表して芦屋町の妹川征男さんがシンポジウムに参加した遠賀川流域の15の自治体に制度の導入などを求める要望書を手渡しました。