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長寿家電に注意 経産省、事故防止チラシ

 長期間使った家電製品の劣化による事故を防ごうと、経済産業省は30日、普及台数が多く事故の起こりやすい扇風機やブラウン管テレビなど5製品について、注意を呼びかけるチラシを全国の世帯に配ると発表した。市町村を通じ、回覧板や広報紙に挟むなどして最大約5000万部を配る予定。

 チラシで注意を呼びかけるのは、ほかに換気扇と洗濯機、エアコン。扇風機と換気扇は「回転するときに異常な音や振動がする」、テレビは「映像が連続してちらついたり、揺れたりする」など、それぞれ6―8項目の注意症状を挙げている。メーカー23社の連絡先も記し、症状があれば相談を促している。

 経産省によると、古くなった家電製品は長年の使用に伴う熱に加え、湿気やホコリなどの影響で内部の部品が劣化し、発煙や発火の恐れが高まる。製品の経年劣化が原因とみられる火災などの重大事故は5月中旬までの1年間に95件発生。家電製品が半数近い47件を占め、うち扇風機が最多の19件、テレビが5件だった。(07:00)

社会 | おくやみ