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2008/05/30

【パイナップル炒飯】ハリマオライス【真っ赤な太陽】

Izugrun Dsc_1067



真っ赤な太陽 燃えている 南の国のハリマオライス
      余ったご飯/ベーコン/タマネギ/ピーマン/パイナップル

タイには「パイナップル炒飯」という料理があるわけだ。普通のチャーハンにパイナップルが入っていて、それがパイナップルを刳りぬいて作った容器に盛られている。見てくれが派手でよろしいんだが、味も悪くない。カシュナッツが入っていたりする事もあって、ご飯なんだかオヤツなんだかよく判りません。まぁ、旅行者にとっても熱帯らしくて楽しいモノなんだが。


で、そこにヒントを得て、中身をインチキチキンライスにしてみたわけだ。チキンライスというのはシンガポールの名物料理らしいが、タイにもある。つうか、東南アジアでも華僑がいるところにはどこにでもある。鶏ガラの出汁で炊いたご飯に鶏のささみが乗っている。さっぱりした味で、朝飯によく食うんだが、日本で言うチキンライスというのはオムライスの中に入っているケチャップ味の炒飯の事だ。ケチャップ入れて炊く方法もあるんだが、普通に炒飯作りながらケチャップで味をつける方法もある。具はもちろんチキンなんだが、ベーコンで作っても焼き豚で作ってもチキンライスはチキンライスであって、まぁ、そういうもんだと諦めるしかないわけだ。で、今回はそのインチキチキンライスをパイナップルに盛ってみました、というだけなんだが。

まず、パイナップルを刳り抜かなきゃならない。包丁とスプーンを使えば意外に簡単にできるんだが、半割りにして抜いたヤツは
パイナップルボートと呼ぶ。いいね、雰囲気出てる。半割り分のパイナップルで一人分にはちょっと多すぎるので、そのまた半分くらいのパイナップルで十分なんだが、細かく刻んでおく。肉類は、ベーコンなんかいいね。量が少なくてコクが出る。となるともはやチキンライスではないんだが、まぁ、いいや。他にはピーマン、シイタケ、タマネギ。味付けは胡椒とおいら自慢のひみつ兵器、カツオの塩辛。しんなりして来たらケチャップ投入してご飯投入して、そうそう、あとからケチャップ乗せるので少な目にね。で、火がほどよく通ったところでパイナップルを加えて出来上がり。完成したインチキチキンライスをパイナップルボートに盛る。最後に、まん中にケチャップを日の丸みたいに乗せる。

味はというと、タイあたりで食う普通のパイナップル炒飯と比較しても、こちらの方が馴染みが良いわけだ。ケチャップライスは甘いので、パイナップルの酸味と相まって、甘酸っぱくていい感じだ。酢豚にはパイナップルとケチャップを使うけど、あんな感じで違和感がない。子供なんか大喜びだろう。で、熱帯らしくパイナップルが入って、真っ赤な太陽を象徴するケチャップで、マレーの虎・ハリマオを偲んで
ハリマオライスと命名しました。

VACUVIN パイナップルスライサー ボックスタイプ
VACUVIN パイナップルスライサー ボックスタイプ
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:

コメント

おじさんの料理食べてみたいよ
カレーとか

おいら、あのホテルの、ジャンバラヤが好きでした。

ところで、いつからコメ陣のメアドが公開性になったの?

野次馬さん、こないだのカツオもそうだけど、
最近ちょっと、
スイーツ(笑)が作りそうな料理にいってますよー。
ま、夏らしくていいやね、

タイ風のパイナップル炒飯って食べてみたいな、

クリックする前の完成品の画像で、やけにパイナップルの切り方が上手いじゃないかと思ったら、次のページで種明かしですた。子供相手のヨットスクールで好評でしょう。

家でもたまにパイナップル入りのピザを注文します。
ハワイアン・バーベキュー・ピザ
http://tinyurl.com/58b6w6

メアドは公開じゃないよ。URLだよw

トロピカル風味でいい感じですが
パインの個買いは勇気がいります。(経済的に・・・)

小生の経験ではジャカルタの「パイン入り炒飯」は横切り、縦置きのパインにナシゴレンが入っていて、サテーも付いていた。バンコクでは縦切り、横置きのパインに叉焼入りの「チャーハン」が入っていたと思うが、いずれもケチャップは使っていない。まっ、チキンであればケチャップありかも。何と云ってもタイ・チャーハンの王道は蟹炒飯「カオパット・プー」だ。ライムを絞りかけてナムチムで味の調整を、ん~っ、やばい、食べたくなった!

これは…完全に店で出せますね

小生は
♪真っ赤な太陽燃えている 果てない南の大空に…
じゃなくて
♪真っ赤な太陽 仮面に受けて 願いは一つ 青い空…
の世代です
wikiの「パイナップル」にも

ほかに、縦半分にカットして、果肉をくりぬき、炒飯を詰めた料理に加工されることがある。

とありました。小生、貧乏性なのでチャーハンを食べた後、器をスプーンでゴジゴジとしちゃうんじゃないかと…

日本でサラリーマンをやっていた昔、これのスパゲティバージョンをよく作っていました。多いときには週に2、3回も。ライスをスパゲティに変えただけでほとんど同じだと思います。ただ、最後に上に乗せるのはトマトチリソースでした。これがパイナップルの甘さと調和していけました。久しぶりに作ってみます。

伊豆グルメ、楽しいです!

パイン缶使ってお皿盛なら気軽にトライできそうですね。暑い日の昼食にはぴったりかも。

「酢豚にパイナップルが入っているのが許せん」とか言う人がたまにいるけど、そういう人はこれもイヤかな?

こういうものをホイ!と作って出してくれるトーサンがいる野次馬一家にジェラシーです。

格式高い店だとパイナップルボートは席から下げてきたものを洗って何度も使うんで、料理に入ってるパイナップルはシロップ漬けなんですよ。
てことでうちじゃデルモンテのパイン缶を半割にして

>>格式高い店だとパイナップルボートは席から下げてきたものを洗って何度も使うんで

って、船場吉兆かいっw

ちなみに、amazonのリンク先のパイナップル・スライサーと同じものを昨年東急ハンズで見掛けて購入して使ってるけど、綺麗に切れて、結構楽しい。

>>格式高い店だとパイナップルボートは席から下げてきたものを洗って何度も使うんで
>
> って、船場吉兆かいっw

センバさんはきっと洗ってなかったと思うよ。
(んなこたぁどうでもいいよね。)

酒呑みは、自分の肴と締めの夜食は造る事ができるもの。しかし悲しいかな能力と意欲は別物であつたりします。家族のために腕を振るふ意思があるか否かが問題。また男の料理にあり勝ちですが、臺所を派手に汚しておいて後片付けは一切しなひ(あるいは後囘し)事例がままあるやうに聞きます。彌次馬さんがと云ふ譯ではなく、自分がさうだと云ひたいだけですが。

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